格安SIMを比較するとき、重要になるのが「速度」と「料金」です。
特に速度はそのサービスの満足度に直接かかわります。毎日、ストレスなくスマホを利用するために欠かせないポイントです。
速度に関する情報はWeb上にたくさんありますが、実際に使ってみないと分からないというのが現実です。とは言え、他の要素(例えば料金)だけでサービスを選んで、後悔する人もたくさんいます。
そこで今回は数あるサービス中から、速度について自信を持っておすすめできる格安SIMを6つ紹介します。
複数の計測サイトのデータを元に、口コミも参考にしながら紹介します。
最後まで読んでいただければ速度について大失敗することはなくなるでしょう。ぜひ、参考にしてください!
※こちらの記事は2020年11月現在のものとなっています。また価格は税抜表示です。
この記事の目次
速度の速い格安SIMを見つけるために知っておきたいこと
誰もが少しでも速く、ストレスなく使える格安SIMを選びたいと思っています。先に格安SIMの速度について、最低限知っておきたいことを簡単にお伝えします。
速度は環境によって大きく異なること
よく「一番速い格安SIMを教えて」と聞かれることがありますが、結論、それはわからないのでお伝えできません。
格安SIMの速度を決める要素には、
- 時間帯
- そのエリアの混雑具合(ユーザーの数)
- 基地局との距離
- 使っているスマホの性能
- その日の回線そのものの状態
などがあります。さまざまな要因によって速度が決まるため、「一番速いSIMは環境による」としか言えません。ただ、「比較的速い」格安SIMはお伝えすることはできます。
また、格安SIM(MVNO)は大手キャリアと比べて速度が遅くなりがちなのは、大前提として知っておきましょう。
自分がよく通信をする時間帯
自分の1日の行動を振り返って、どの時間帯にモバイル通信をするのか整理しておきましょう。
例えば電車で通勤する会社員で、
- 朝:8:30〜9:30に電車で通勤
- 昼:13:00頃〜1時間休憩
- 夜:18:00〜19:00に電車で帰宅
というような方がいるとします。
この方の場合だと、格安SIMで最も速度が落ちるとされている12時から1時間程度のお昼の時間帯は速度が遅くなっても支障はないでしょう。
お昼よりも朝・夕方の速度が安定している格安SIMを選ぶのがおすすめ。
このように、自分が一番モバイル通信を使う時間帯を意識してサービスを選ぶことが大切です。
自分が「十分快適」「遅い」と感じる速度
通信速度はMbpsなどのはっきりとした数字で表されますが、「速い」「遅い」は感覚的なものです。
同じ1Mbpsでも「普通に使える、むしろ快適」という人もいれば、「ストレスを感じる」人もいると思います。
自分が「遅いな」と感じる速度がどれくらいなのか、日頃から意識しておきましょう。
ちなみに、以下は一般的なデータ通信で必要とされる速度です。ご参考までに。
- メール、LINEなどのテキストだけのメッセージ:100〜200Kbpsで十分
- テキスト中心のサイト:100〜200KbpsでもOK
- 画像が多いサイト:500Kbps〜1Mbps程度
- 動画:標準画質なら1Mbps以上は必要
どれが速い?格安SIMの時間帯ごとの速度比較結果!
ここでは1日を4つの時間帯に分け、比較的速度が速いとされている格安SIMを厳選して比較してみます。
計測データの引用元について
計測データとして参照するのは「みんなのネット回線速度」です。
このサイトでは格安SIMのユーザーによって投稿された通信速度のレポートが公開されています。
格安SIMのカテゴリーでは、直近3ヶ月に6,229件(2020年10月現在)の測定結果が寄せられており、傾向を判断するのに適していると判断しました。
同サイトの「格安SIMカテゴリー」上位5社および楽天モバイルを比較しています。
【上位5社+楽天モバイルの測定結果の数】
- UQモバイル…1,053件
- イオンモバイル…181件(docomo回線146件、au回線35件)
- OCNモバイルONE…492件
- IIJmio…588件(docomo回線515件、au回線74件)
- ワイモバイル…778件
- 楽天モバイル…3,492件
また、別サイト「格安SIMの通信速度計測」のデータ(ダウンロード速度のみ)も合わせて参照します。
引用元:https://minsoku.net/(2020/10/02現在)
引用元:https://keisoku.io/(2020/10/02現在)
【昼】格安SIMの鬼門!最も混雑するお昼の時間帯の速度比較丨UQモバイル、ワイモバイルが安定
格安SIMで最も速度が低下すると言われている時間帯の速度からチェックしておきましょう。
- みんなのネット回線速度:12:00〜12:59の過去3ヶ月の平均
- 格安SIMの通信速度計測:12:15〜12:45の3回の計測の平均(2020/10/02(金))
みんなのネット 回線速度 |
格安SIMの 通信速度計測 |
|
---|---|---|
UQモバイル | 45.74Mbps/10.86Mbps | 14.3Mbps |
イオンモバイル | 28.62Mbps/23.33Mbps | au:0.3Mbps docomo(type1):0.3Mbps docomo(type2):13.1Mbps |
OCNモバイルONE | 18.17Mbps/8.95Mbps | 5.6Mbps |
IIJmio | 11.82Mbps/7.31Mbps | au:0.2Mbps docomo:0.3Mbps |
ワイモバイル | 38.46Mbps/10.53Mbps | 3.4Mbps |
楽天モバイル | 27.54Mbps/15.07Mbps | – |
※みんなのネット回線速度は下り/上り、格安SIMの通信速度計測は下りのみ
※イオンモバイル、IIJmioのみんなのネット回線速度はdocomo、au回線の平均
※楽天モバイルのみんなのネット回線速度は楽天、パートナー回線(au回線)の平均。格安SIMの通信速度計測はデータなし
「みんなのネット回線速度」は比較的大きめ(速め)の数値が出ると言われていますが、格安SIM同士の速度の比較では参考になります。
お昼の時間はUQモバイル、ワイモバイルが、大きな速度の落ち込みがなく利用できています。両者はau、ソフトバンクのサブブランドなだけあり、品質の差を見せつけています。
より実際の速度に近い「格安SIMの通信速度計測」を見ると、OCNモバイルONEの健闘が光っています。
イオンモバイルはアップロードで良好な数字が出ています。
【夕】速度が低下しがちな夕方の時間帯の速度比較丨イオンモバイル、OCNモバイルONEも健闘
会社や学校から帰宅する時間帯も、通信速度が低下しがちと言われています。
- みんなのネット回線速度:16:00〜18:59の過去3ヶ月の平均
- 格安SIMの通信速度計測:16:00、17:00、18:00の3回の計測の平均(2020/10/02(金))
みんなのネット 回線速度 |
格安SIMの 通信速度計測 |
|
---|---|---|
UQモバイル | 40.09Mbps/8.29Mbps | 14.0Mbps |
イオンモバイル | 38.23Mbps/8.58Mbps | au:2.4Mbps docomo(type1):1.46Mbps docomo(type2):6.66Mbps |
OCNモバイルONE | 22.76Mbps/10.2Mbps | 8.03Mbps |
IIJmio | 27.86Mbps/9.5Mbps | au:4.2Mbps docomo:1.4Mbps |
ワイモバイル | 33.55Mbps/11.61Mbps | 2.5Mbps |
楽天モバイル | 31.3Mbps/17.07Mbps | – |
※みんなのネット回線速度は下り/上り、格安SIMの通信速度計測は下りのみ
※イオンモバイル、IIJmioのみんなのネット回線速度はdocomo、au回線の平均
※楽天モバイルのみんなのネット回線速度は楽天、パートナー回線(au回線)の平均。格安SIMの通信速度計測はデータなし
さすが速度上位のブランドだけあり、どのサービスも実用的なスピードが出ています。
ここでもUQモバイル、ワイモバイルが安定していますが、イオンモバイルも高速な通信ができています(docomo回線のタイプ2が特に高速)。
「格安SIMの通信速度計測」では、この時間もOCNモバイルONEが健闘しています。
【朝】通勤・通学で混雑する朝の速度比較丨OCNモバイルが超高速
朝の時間帯は通勤・通学の途中に、ニュースサイトやSNSなどで情報を集める人も多いでしょう。
- みんなのネット回線速度:5:00〜8:59の過去3ヶ月の平均
- 格安SIMの通信速度計測:8:00〜8:30の2回の計測の平均(2020/10/02(金))
みんなのネット 回線速度 |
格安SIMの 通信速度計測 |
|
---|---|---|
UQモバイル | 41.55Mbps/12.6Mbps | 13.8Mbps |
イオンモバイル | 40.96Mbps/12.17Mbps | au:5.6Mbps docomo(type1):4.6Mbps docomo(type2):10.7Mbps |
OCNモバイルONE | 60.73Mbps/14.33Mbps | 9.9Mbps |
IIJmio | 46.09Mbps/9.7Mbps | au:2.1Mbps docomo:4.8Mbps |
ワイモバイル | 42.86Mbps/11.06Mbps | 1.8Mbps |
楽天モバイル | 31.55Mbps/17.51Mbps | – |
※みんなのネット回線速度は下り/上り、格安SIMの通信速度計測は下りのみ
※イオンモバイル、IIJmioのみんなのネット回線速度はdocomo、au回線の平均
※楽天モバイルのみんなのネット回線速度は楽天、パートナー回線(au回線)の平均。格安SIMの通信速度計測はデータなし
この時間で最も速かったのは、意外にもOCNモバイルONEでした。UQモバイル、ワイモバイルを抑えての堂々の結果です。
「格安SIMの通信速度計測」を見ると、ワイモバイルの速度が低迷しているのが少し気になります。
【夜】ゆっくりスマホを楽しみたい夜の速度比較丨OCNモバイル、イオンモバイル、IIJmioも快適
夜間はテレビを見ながらSNSをするなど、ゆっくりとスマホを楽しむ人が多い時間です。
多くの人は自宅にいる時間なのでWi-Fiを利用するかもしれませんが、モバイル通信の速度も確認しておきましょう。
- みんなのネット回線速度:20:00〜22:59の過去3ヶ月の平均
- 格安SIMの通信速度計測:19:00〜22:00の4回の計測の平均(2020/10/02(金))
みんなのネット 回線速度 |
格安SIMの 通信速度計測 |
|
---|---|---|
UQモバイル | 35.58Mbps/6.79Mbps | 15.0Mbps |
イオンモバイル | 38.97Mbps/22.56Mbps | au5.1Mbps docomo(type1):3.6Mbps docomo(type2):7.4Mbps |
OCNモバイルONE | 42.38Mbps/15.56Mbps | 9.6Mbps |
IIJmio | 41.16Mbps/9.47Mbps | au:1.9Mbps docomo:4.0Mbps |
ワイモバイル | 30.39Mbps/9.3Mbps | 1.9Mbps |
楽天モバイル | 24.58Mbps/13.92Mbps | – |
※みんなのネット回線速度は下り/上り、格安SIMの通信速度計測は下りのみ
※イオンモバイル、IIJmioのみんなのネット回線速度はdocomo、au回線の平均
※楽天モバイルのみんなのネット回線速度は楽天、パートナー回線(au回線)の平均。格安SIMの通信速度計測はデータなし
この時間もOCNモバイルONEの速度が速く、IIJmio、イオンモバイルと続いています。
IIJmioのau回線やワイモバイルの速度が遅くなっているようですが、実用的な範囲と言えるでしょう。
1日を通してみると、
- お昼はサブブランド2社(UQモバイル、ワイモバイル)が実力差を見せている
- OCNモバイルONEが1日を通して安定している
ことが分かります。
当サイトもおすすめ!速度が速い格安SIM6選と口コミ
上記の6社は当サイトでも自信を持っておすすめできる格安SIMサービスです。
それぞれのサービスの概要を紹介します。
1.UQモバイル
引用元:https://www.uqwimax.jp/(2020/10/03現在)
auの子会社としてサービスを展開していましたが、2020年10月からauのサブブランドになりました。
今回の測定結果では、お昼の時間帯でも速度の低下がなく1日を通して快適に利用できていました。
UQモバイルで初通信制限(3GB消費)喰らったけどTwitterの画像普通に見られて速い、速すぎる
— かたそ (@catan4643) September 16, 2020
アパートの光回線は無料ですが40Mbps制限なんですよね。ま、普通に使う分には平気だけど、UQモバイルさんの方が速いので大きいファイルはiPhone8 (PRODUCT)REDでDLするかテザリングで落としてる😊
— わだっち (@GN125_2F_Psycho) September 14, 2020
「速度制限にかかっても速い」「自宅の光回線よりも速い」という声もあります。
他の一般的な格安SIMよりも、料金は少し高いですが、コストパフォーマンスの高さはピカイチです。
2.イオンモバイル
引用元:https://aeonmobile.jp/(2020/10/03現在)
誰もが知っているショッピングモールのイオンが提供している格安SIMです。
先に紹介した計測結果でも、1日を通して比較的高速な通信ができていました。
ただ、イオンモバイルには2回線3種類がありますが、回線によって速度が大きく違う点には注意が必要。
- docomo回線(タイプ1)
- au回線(タイプ1)
- docomo回線(タイプ2)←高速
上記の計測でもdocomo回線の「タイプ2」が高速に通信できていました。しかし音声通話SIMはないので注意してください。
イオンモバイルのプラン2(データ)がUQモバイル並に速度出てて草なんだけどデュアルSIMでいい感じに活用できそうだな
音声側はどうすればいいのか知らんけど— かなしみ (@KA74MI) September 8, 2020
イオンモバイルはデータ通信専用のタイプ2のドコモ回線は通信速度が良さげ。混雑するお昼の時間帯も割とサクサク動くので、音声通話が不要でデータ通信専用SIMをお探しの方はイオンモバイルも選択肢に入れても良いかと。しかも1GBなら月額480円で利用できます。
— T.Katahira (@ttkkthr) August 19, 2020
やはり「docomo回線のタイプ2が速い」という声が多く見られます。
ただお昼の時間帯以外なら、タイプ1のau、docomo回線でも快適に利用できるでしょう。
3.OCNモバイルONE
引用元:https://www.ntt.com/(2020/10/03現在)
OCNモバイルONEはNTTグループの「NTTコミュニケーションズ」が提供するサービスです。
2019年にプランとサービスをリニューアルして、一躍、高速な格安SIMとして注目を浴びるようになりました。
上の計測結果(みんなのネット回線速度)では、朝、夜の時間帯でトップを獲得。「格安SIMの通信速度計測」でも、1日を通して低速になる時間がありませんでした。
一部では「今後、docomoのサブブランドになるのでは?」と噂する人もいるくらい、今、注目されている格安SIMです。
使用中のインターネットの速度は: 36Mbps. お使いのインターネットの速度はどのくらいですか? https://t.co/ylHsRNOgJu
OCNモバイルドコモ網です。
うん、結構はやくてまんぞく— まさゆき (@masayuky) September 30, 2020
OCNモバイルONEが異次元に速い🤭
なんか自宅wifiより速いんだが🤔左から#OCNモバイルONE#YモバイルAXGP#YモバイルLTE#UQモバイル pic.twitter.com/NyVR4yY37M
— L∴M∴S∴ (@veildvoid) August 28, 2020
4.IIJmio
引用元:https://www.iijmio.jp/(2020/10/03現在)
インターネットイニシアティブ(IIJ)が提供する格安SIMです。同社は日本のインターネットの草創期からプロバイダサービスを提供してきた老舗企業です。
docomoとau回線が利用できますが、今回の速度の測定ではdocomo回線の方がやや優位でした。
お昼の時間帯は他の5社と比べると、もの足りないところはありますが、それ以外の時間帯は安定した速度が出ています。
今までドコモガラケーとiijmioタブレットだったけど、スマホ買ったからドコモ解約してiijmio sim2枚にした。通信は昼と夕方決まった時間に速度落ちるけどそれ以外は特に問題なく使えたから。数ヶ月待てば違約金掛からないで解約できたけどキャンペーン使って多分マイナス9000円くらいで乗り換え
— ポジティブ三郎太 (@egaotexture) September 20, 2020
あ~ IIJmio の eSIM でも十分な速度出てるわ
この時間だからか— ODEN (@oden_denchan) October 1, 2020
IIJmioではこれから主流になると言われているeSIMの契約ができます。eSIMについても「十分な速度」という声がいくつか見られました。
5.ワイモバイル
引用元:https://www.ymobile.jp/(2020/10/03現在)
UQモバイルとともに、格安SIM業界を引っ張っている存在がワイモバイルです。ソフトバンクのサブブランドで、ほぼソフトバンクの回線がそのまま使えるとして人気を集めています。
今回の結果からも、「お昼の時間帯でもストレスなく使いたいならワイモバイルかUQモバイルがおすすめ」と言い切れるくらいの速度が計測できています。
一方、「格安SIMの通信速度計測」では朝、夜の時間帯で低速に落ち込んでいます。少し注視した方がいいかもしれません。
ワイモバイルで速度測定したら速かった。しばらくは5G要らないな。 pic.twitter.com/w9wfzWMxLC
— 鐡旅人 平の字 (@tetsu_tabito) October 2, 2020
ワイモバイルの速度制限後1Mbps、動画もTwitterもなんとか見られるし割と使えるな
— はるじー (@Halxeon) September 30, 2020
ワイモバイルのプランM(10GB)・R(14GB)は、制限後も最大1Mbpsで通信できます。「動画も観られるレベル」という口コミが多数ありました。
6.楽天モバイル
引用元:https://network.mobile.rakuten.co.jp/(2020/10/03現在)
2020年に自社回線のサービスを開始した楽天モバイルはMVNOではありません。
しかし、格安SIMと同じくらいの料金で利用できるサービスということで、紹介しています。
楽天モバイルは自社回線とパートナー回線(au回線)が利用できます。
今回の計測結果では、他社と比べて特別に速い時間帯はありませんでしたが、お昼の落ち込みもほとんどなく、下り・上りとも安定しています。
今まさに、基地局がどんどん増えていることを考えても、今後も期待できるサービスと言っていいでしょう。
今日の楽天モバイル二子玉川店内。お店のスタッフが「今日は200Mbps台が出てましたよ」と。昨日400Mbps行ったけど今日は数回やっても確かに200台でした。さて速度テストは今日で一旦終了するかな。しょっちゅう二子玉に行くのもちと大変(明日から端末テスト) pic.twitter.com/kZv349JPBg
— Yasuhiro Yamane/山根康宏 (@hkyamane) October 2, 2020
本日楽天モバイル開通して実際に使ってみたが今のところ問題なく利用できむしろいままで使ってた格安simと比べて通信速度が早い。これで1年間無料とか嘘でしょ……楽天は神。
— わせぼっち (@SuteSute_bochi) October 2, 2020
2020年10月現在、300万人限定で1年間無料で使えるキャンペーンを行っています。
完全に無料で使えるので、はっきり言って契約しないと損です。
不安な方は、まずはサブ回線として追加で契約してみるのがいいでしょう。
“速い/遅い”以外でストレス無く通信するために調べておきたいこと
通常の速度だけでなく、ストレスなく通信するために知っておきたいことも、併せて紹介します。
速度をサポートする機能があるか
引用元:https://aeonmobile.jp/(2020/10/03現在)
格安SIMの中には、より快適な通信をサポートする機能やサービスを提供しているものがあります。
- 高速↔低速切り替え
- 初速バースト
TwitterやLINEなどテキスト中心のサービスを使うなら、そこまで高速な通信ができなくてもいいときもあるかもしれません。
そんなときに、アプリやマイページから低速に切り替えて、通信量の消費を節約できるサービスがあります(上記の6サービスではワイモバイル以外はすべて対応しています)。
また、速度制限や低速モードのときに、通信の最初の一定時間だけ高速通信ができる「初速バースト機能」があるサービスもあります。Webページの読み込みのストレスを減らしてくれる便利な機能です。
速度制限後の速度、速度制限の条件
引用元:https://www.uqwimax.jp/(2020/10/03現在)
速度制限についても調べておくことをおすすめします。
- 制限後の速度
- 速度制限の条件
毎月、データを消費してしまいがちな人は、速度制限後(低速モード時を含む)にどれくらいの速度が出るのか調べておきましょう。
例えばUQモバイルやワイモバイルでは、制限後も1Mbpsの速度が出るプランがあります。
- UQモバイル…プランR
- ワイモバイル…プランM・プランR
また、プランで決められた容量の他に、以下のような条件で制限がかかるものもあります。
- 3日で◯◯MB以上通信すると制限
- 速度制限にかかっている状態で◯◯MB使うと、さらに制限がかかって遅くなる
契約前には必ず確認しておきましょう。
初期契約解除制度について
格安SIMには「初期契約解除制度」という、スマホ版のクーリングオフ制度があります。
もし、契約して思うような速度が出なかった場合、8日以内であれば手数料なしで契約を解除できます。
ただし、契約事務手数料や解約までに使った通信費などは負担しないといけません。
まとめ
本当におすすめできる速度が速い格安SIMを6つ紹介しました。
繰り返しになりますが、これが絶対に速いと保証できるサービスをお伝えすることはできません。しかし、全体の傾向や、速度に関する考え方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
当サイトでは、この記事で取り上げなかったものも含め、格安SIMごとの速度に関する詳しい記事を展開しています。気になるサービスがある人は、ぜひ参考にしてくださいね。