株式会社エコノミカルが提供する格安SIM・スマホ事業が、ロケットモバイルです。
親会社は株式会社AWESOME JAPANで、主にクラウドファンディングなどの事業を行っています。
他の格安SIMキャリアと比べると、全国的な認知度はまだ決して高くありません。
しかしロケットモバイルユーザーからの評価は高く、お得で魅力的なプランもありますよ。
ロケットモバイルに興味がある人にとって気になるのが、
「どの回線を使えるのか」
ですよね。
いくらお得な料金プランがあっても、自分が使いたい回線がなければ意味がありません。
今回はロケットモバイルではどこの回線を使用できるのか、具体的な料金プラン、メリットとデメリット、そして気になる速度に関する口コミについて解説します!
この記事の目次
ロケットモバイルの回線は3種類
2020年6月現在、ロケットモバイルでは全部で3つの回線を使用できます。
ドコモとau、そしてソフトバンクの3つです。
格安SIMキャリアによっては1回線しか選べないところもあるため、3回線から選択できるのはうれしいポイント。
選択肢の幅が広がります。
それぞれの回線が持つ特徴について見ていきましょう。
ドコモ回線
まずはドコモ回線です。
ロケットモバイルでは一番初めに登場した回線で、Dプランとして表示されています。
通信エリア
ドコモ回線の通信エリアは次の通りです。
- NTTドコモが提供するLTE/3Gエリア
au回線
続いてはau回線です。
ロケットモバイルではAプランとして提供されています。
通信エリア
au回線が提供する通信エリアは以下のようになっています。
- au(LTE)通信サービスが提供するエリア
- VoLTEに対応(ただしVoLTE対応エリア、対応機種でのみ使用可能)
ソフトバンク回線
最後はソフトバンク回線です。
ロケットモバイルではSプランとして表示されています。
通信エリア
ソフトバンク回線が提供する通信エリアは次の通りです。
- SoftBank 3G、SoftBank 4G LTEエリア
ロケットモバイルの回線ごとの料金プラン
続いてはロケットモバイルが持つ、3つの回線ごとの料金プランを紹介します。
Dプラン(ドコモ回線)の料金プラン一覧
プラン名 | 月の通信容量 | データプラン月額料金 | 通話プラン月額料金 |
---|---|---|---|
神プラン | 無制限 | 298円 | 948円 |
1GBプラン | 1GB | 590円 | 1,250円 |
2GBプラン | 2GB | 690円 | 1,300円 |
3GBプラン | 3GB | 840円 | 1,400円 |
5GBプラン | 5GB | 1,200円 | 1,800円 |
7GBプラン | 7GB | 1,850円 | 2,400円 |
20GBプラン | 20GB | 3,950円 | 4,670円 |
神プランは月の通信容量は無制限ですが、回線速度は200kbpsとなります。
1GBプラン~20GBプランの通信速度は、下り最大1,288Mbps・上り最大50Mbps以下です。
Aプラン(au回線)の料金プラン一覧
プラン名 | 月の通信容量 | データプラン月額料金 | 通話プラン月額料金 |
---|---|---|---|
神プラン | 無制限 | 398円 | 1,068円 |
1GBプラン | 1GB | 700円 | 1,380円 |
3GBプラン | 3GB | 840円 | 1,470円 |
5GBプラン | 5GB | 1,330円 | 1,950円 |
7GBプラン | 7GB | 1,770円 | 2,560円 |
20GBプラン | 20GB | 3,950円 | 4,580円 |
神プランは月の通信容量は無制限ですが、回線速度は200kbpsとなります。
1GBプラン~20GBプランの通信速度は、下り最大1,237Mbps以下です。
Sプラン(ソフトバンク回線)の料金プラン一覧
プラン名 | 月の通信容量 | データプラン |
---|---|---|
神プラン | 無制限 | 398円 |
1GBプラン | 1GB | 790円 |
20GBプラン | 20GB | 4,100円 |
Sプランでは通話プランはありません。
データプランのみ利用できます。
また対応機種はソフトバンクから販売されたiPhone5以降の機種のみです。
Androidでは利用できないので注意しましょう。
神プランは月の通信容量は無制限ですが、回線速度は200kbpsとなります。
1GBプラン~20GBプランの通信速度は、下り最大612Mbps以下です。
その他の注意事項
- 国内通話料 30秒ごとに20円
- SMSオプション利用料金 150円(データプラン利用時のみ、通話プランには含まれています)
- 通話プランには最低利用期間として1年が必要
また直近3日間でデータ通信量が規定値をオーバーすると、速度が200kbpsに制限がされます。
プランごとの規定値は次の通りです。
- 1GBプラン 360MB/3日間
- 2GBプラン 360MB/3日間
- 3GBプラン 500MB/3日間
- 5GBプラン 800MB/3日間
- 7GBプラン 1GB/3日間
- 20GBプラン 3GB/3日間
ロケットモバイルの回線のメリット/デメリット
ドコモ回線とau回線、そしてデータプランに限られますがソフトバンク回線から選べるロケットモバイル。
それぞれの回線が持つメリットとデメリットは気になるところです。
詳細をチェックしていきましょう。
回線名 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ドコモ回線 | 安定した通信速度
選べるプラン数が豊富 |
SMSオプションに利用料が必要 |
au回線 | 20GBの通話プランは月額料金が最も安い
SMSオプション利用料が無料 |
3Gを利用できない |
ソフトバンク回線 | 自宅に眠っているiPhoneを有効活用できる | iPhoneしか対応していない
通話プランが使えない SMSオプションを利用できない |
ドコモ回線
まずはドコモ回線のメリットとデメリットです。
メリット
安定した通信速度
ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアは、全国エリアで通信網をカバーしています。
都市部はもちろんのこと、地方都市でも問題なく通信を行うことができるでしょう。
しかし山間部や一部の田舎では、キャリアによって通信状況にまだ差があります。
ドコモは安定した通信速度で、広い範囲でも問題なく使えると評判です。
選べるプラン数が豊富
ロケットモバイルで利用できる3回線のうち、ドコモ回線が最も選べるプランが豊富です。
選択肢が多いため、さまざまなニーズを持つユーザーに対応できると言えるでしょう。
デメリット
SMSオプションに利用料が必要
通話プランにはSMSサービスが含まれていますが、データプランでは別にSMSオプションを付けなければいけません。
au回線では利用料無料ですが、ドコモ回線では150円が必要となります。
おすすめな人
ドコモ回線は誰にでもおすすめです。
安定した通信速度と選べるプランの豊富さなど、どのような人のニーズも満たしてくれます。
これから初めてスマホを持つ人にもおすすめですね。
au回線
次にau回線のメリットとデメリットについてです。
メリット
20GBの通話プランは月額料金が最も安い
ドコモ回線にも20GBの通話プランがありますが、au回線はドコモ回線よりも月額料金が90円安くなっています。
月にするとわずかな差ですが、年間にすると1,080円です。
外でも容量を気にせずたっぷりデータ通信をしたい人にぴったりですね!
SMSオプション利用料が無料
前述したように、データプランでSMSを利用する場合は別途オプションを付けなければいけません。
ドコモ回線では150円がオプション料として必要ですが、au回線の場合は無料です。
デメリット
3Gを利用できない
au回線では3Gを利用できません。
au(LTE)のみとなります。
おすすめな人
たっぷりデータ通信をしたい、しかし少しでも月額料金をセーブしたい人におすすめです。
3G対応はしていないものの、比較的新しい機種であればau(LTE)に対応しているので問題はないでしょう。
ソフトバンク回線
最後はソフトバンク回線のメリット・デメリットです。
メリット
自宅に眠っているiPhoneを有効活用できる
ソフトバンク回線で対応しているのはiPhoneのみ。
昔購入したiPhone機種で、自宅に眠っているものを再活用することができます。
神プランなら月額料金も安いため、ネット視聴専用として利用するのも良いですね。
デメリット
iPhoneしか対応していない
前述したように、ソフトバンク回線ではiPhoneしか対応していません。
Androidしか持っていない人が利用できないのは、デメリットとなるでしょう。
通話プランが使えない
通話プランも使えません。
通話もしたい人は、他の回線を選択する必要があります。
SMSオプションを利用できない
最後はSMSオプションを利用できないことです。
データプランであっても、ソフトバンク回線ではSMSオプションを利用できません。
おすすめな人
自宅に眠っているiPhone機器があり、安い料金でデータ通信をしたい人におすすめです。
子供向けに契約するのも良いでしょう。
ロケットモバイルの回線は遅い?各回線ごとの速度の口コミ
スマホユーザーにとって気になるのが、速度はどうなのかということですよね。
いくら月額料金が安くても、通信速度が遅すぎるようではストレスがたまります。
ロケットモバイルを実際に利用したユーザーによる、速度に関する口コミを集めたのでチェックしていきましょう!
ドコモ回線
ポケモンGOをやるには十分と思われます。不満はありません。
引用元:価格.com(2020年6月6日現在)
都心部であればつながりはよいとおもう。格安シムなので、スピードはほとんど
でない。テキストもしくはラジコなどであれば平凡につかえるとおもう。引用元:価格.com(2020年6月6日現在)
ダウンロードはそれなりに時間がかかりますが、このスピードなら問題なし、
速度を求めるならほかのプランをおすすめします。
つながりやすさは、ドコモ回線ですので問題ありませんでした。引用元:価格.com(2020年6月6日現在)
低速ですが、自分のスタイルでは十分です。
LINE IP電話 WEB閲覧
その気になれば画質を落として動画サイトも閲覧可能です
使い放題ですので、ラジオの代わりにもなり利用時間やデータ使用量も気にせず使っています。引用元:価格.com(2020年6月6日現在)
ドコモ回線の口コミの総評
上記の口コミは全て神プランに関するものです。
やはり速度の遅さは気になるものの、SNSやウェブ閲覧程度であれば問題はなさそうですね。
au回線
au回線の速度に関する口コミは、残念ながら見つけることができませんでした。
しかしドコモと同じ大手キャリアが提供している回線のため、ドコモ回線と同じレベルの速度は確保されているものと思われます。
ソフトバンク回線
当方は1ヶ月に25GB程使っていますが、通信速度が落ちる事も無く本当に嬉しい。
引用元:価格.com(2020年6月6日現在)
切れる事は無く、速度が落ちることも全く内。嬉しい。
引用元:価格.com(2020年6月6日現在)
ソフトバンク回線の口コミの総評
ソフトバンク回線はデータプランのみ。
上記の口コミは神プランに関するものです。
速度や通信状態、共に満足と声が挙がっていますね。
低速ながらも使い放題なのはうれしいポイントです。
ロケットモバイルの回線の申し込み手順

ロケットモバイルはどのように申し込みをすれば良いのでしょうか。
以下の手順に沿って申し込みを進めていきましょう。
手順①ロケットモバイルの申し込みページにアクセスする
まずはロケットモバイルの、申し込みページにアクセスしましょう。
手順②契約プランとSIMカードのサイズを選択する
契約プランと利用するSIMカードのサイズを選択します。
必ず利用したいスマホのSIMカードタイプと同じものを選択しましょう。
手順③その他の項目を選択する
契約タイプや通信プラン、オプションなどを選択します。
手順④メールアドレスを入力する
メールアドレスを入力すると、入力したアドレスにメッセージが届きます。
メッセージ内にあるURLをクリックして、手続きをさらに進めていきましょう。
手順⑤氏名や住所、電話番号などを入力する
氏名や住所、電話番号などの個人情報を入力します。
手順⑥本人確認書類のアップロード
運転免許証やパスポートなど、氏名と住所、生年月日が記載されている本人確認書類をアップロードしてください。
手順⑦クレジットカード情報を入力して完了
最後にクレジットカード情報を入力すれば完了です!
ロケットモバイルの回線は途中で変更/切り替えできる?
ロケットモバイルを利用している途中で、回線を変更したくなるかもしれません。
利用途中での回線変更や切り替えはできるのでしょうか?
結論:ロケットモバイルは利用途中で回線の変更はできない
ロケットモバイルでは回線ごとにSIMカードの種類が異なるため、利用途中での変更や切り替えはできません。
新しく申し込み、そしてこれまで使っていた回線の利用解除をしなければいけません。
申し込み手順は上記で紹介したものと同じです。
ロケットモバイルは今後5G回線に対応する?
ドコモとau、そしてソフトバンクの大手キャリアでスタートした5G回線。
ロケットモバイルを含む格安SIMキャリアでは、残念ながらまだ導入されていません。
しかし今後は順次導入されていくことが予想されます。
5Gが始まれば、さらにロケットモバイルを快適に利用できるようになるでしょう!
まとめ
2020年6月時点で、ロケットモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しています。
ただし通話ができるのはドコモとauに限られるので注意しましょう。
神プランは低速度ではあるものの、リーズナブルな料金でデータ通信量に制限がないのはうれしいポイントですね。
実際に利用しているユーザーの評判も上々です。
興味がある人はロケットモバイルのサイトにアクセスをして、詳細をチェックしてくださいね!