menu
search

楽天モバイルの実態速度を計測!ネット速度って何?から徹底解説!

通信会社の変更することを考えたときに、支払金額がどれだけ安くなっても、実際に使ってみたら遅くて使えない!って事になったらどうしよう・・・という不安は常につきまといます。

お目当ての会社の通信スピードを調べても、ベストエフォート(理論上です)とか書いてあっても実態にそぐわないのは理解出来ます。でも本当に知りたいのは、現実にどうなのだ!という事です。

今回は楽天モバイルの実際のスピードを検証してみたいと思います。

楽天モバイルはサービスが始まったばかりで、現状は他の通信会社と状況がいささか異なります。スピードに大きく関わる周波数帯も交えて解説します。

楽天モバイル公式サイトはこちら

楽天モバイルの速度の大前提

楽天モバイルは2020年4月に登場した、日本で4番目の一番新しいMNO(自社回線を持つキャリア)です。

その為、自社のアンテナ基地局を鋭意建設中ですが、既存の3大キャリアに比較すれば、ごく少数でしかありません。

3大キャリアは各社16万~20万カ所以上の基地局を持っています。

2020年4月15日(楽天モバイルUN-LIMITのサービス開始は2020年4月8日)に総務省が発表した楽天モバイルの日本全国で基地局の開設数は、4700局に達したと発表がありました。

楽天モバイルが、総務省に提出した計画書には2020年3月末までに3432局です。2026年3月末までに全国に2万7397局であることを明らかにしました。

画像:excite

しかし、2020年のサービス開始時に、既存の基地局だけではキャリアとしての全国での接続が成り立たないため、繋がりやすく既に全国展開しているauのBand 18 [800 MHz]を間借りして補っています。

楽天ではBand 18 [800 MHz]をパートナー回線と呼んでいます。

対応周波数帯

電波は有限で国の財産であることから、勝手に使うことを禁じられています。

画像:excite

楽天モバイルは、2018年4月にBand 3 [1.7 – 1.8 GHz]の周波数割り当てを総務省から受けています。

周波数帯は一般的にBand(数字)と扱われることが多く、それに続く(数字)GHzは電波の特性を表しています。たとえば、プラチナバンドと呼ばれる周波数帯は700 MHz – 800 MHzあたりで非常に繋がりやすく、Band 40台の 2.5 GHz – 3.5 GHzの周波数帯は高速通信が可能です。

周波数が低い方が通信速度は遅いですが、障害物を回避して繋がりやすく、逆に周波数が高いとスピードは速くても障害物等に弱く繋がりにくいという特性があります。

大手3大キャリアより速度は遅い?

インターネットの通信速度は「bps」という単位で表されます。値が大きいほど高速です。「bps」とは「Bit per second」の略で、1秒間に何bit(ビット)のデータを転送出来るかを表したものです。

単位としては
「1,000bps」=「1Kbps(キロビーピーエス)」
「1,000Kbps」=「1Mbps(メガビーピーエス)」

ということになります。

楽天回線はLTE (FDD)方式の1.7GHz帯(Band 3)の20MHz幅を使用するため、通信速度は下り最大400Mbpsが上限になります。

通常のキャリアは複数のBandを使って、バランスをとりますが、パートナー回線もBand18のみです。

これが、各キャリアが発表している最大速度に比べると、楽天モバイルの最大通信速度が見劣りする理由です。

必要なスピード

楽天を含めて、キャリアが発表する最大通信速度は、理論上の数値であって現実ではありません。使う端末の性能や、電波の受信状態・距離など様々な影響があります。

実際にスマートフォンを使う場合に、ストレス無くサクサク動くと言われる快適なスピードは5Mbps~30Mbpsと言われています。

数値の幅が結構あるのは、使う用途で違ってくるからです。

・メールやLINE 快適な速度は128kbps~1Mbps
・ウェブ閲覧   快適な速度は1Mbps~10Mbps(テキスト中心か?写真中心か?)
・動画閲覧    快適な速度は5Mbps~20Mbps(解像度による)

上記のスピードが無いと、使えない!・・・という事では無く、サクサク快適に使えるスピードであるということです。

混み合う時間は遅くなる

ネット回線を道路のようなものと考えると解りやすいです。沢山の車が同時に路上に出れば、当然渋滞して速度は出せません。

これは自社回線を持つキャリア(MNO)でも起こることですが、道路の一部を間借りしている格安SIM(MVNO)では、より一層顕著に出ます。

楽天モバイルはMNOなので、MVNOと比較すれば、混雑時の速度の落ち方は比較的緩やかだと言えます。

通信量を超えると低速になる

楽天モバイルでは、データ通信無制限を売り文句にしています。自社基地局(Band3)に繋がっていれば、通信量の上限はありません。

(公式サイトに明快に表示はされていませんが、1日のデータ通信量が10GBを超えると、日付が変わるまで通信速度が最大1Mbpsに制限されるようです)

パートナー回線(Band18)を使ったデータ通信は5GB/月です。コレを超えた場合に通信速度は1Mbpsに制限されます。制限されても1Mbpsのスピードが出るのは画期的で、他の通信会社も後追いするところが出てきました。

快適とは言えないまでも、動画以外なら大半の事は出来るからです。(それまでの通信制限の基準は128Kbps程度)

通信速度の早い/遅いってなに?おさらいポイント

画像:excite

通信速度が早い・遅いの数値的なことは前述で説明したとおりです。決められた時間内に、どれだけのデータ量をやりとり出来るか?ということです。

ダウンロードやアップロードという言葉を聞いたことありますよね?

上り速度とは

アップロードがこれです。写真をInstagramに上げたり、メールやLINEを送る場合の快適さも「上りスピード」が関わってきます。使う頻度としては、下りよりも遙かに少ないです。

下り速度とは

ネット回線のスピードで重要なのは、下り速度です。

ネットの閲覧・アプリのダウンロード・動画やストリーミング再生も下りのスピードが関わってきます。

使う頻度も圧倒的に下りが多いです。

楽天モバイルを実際に使って調べた速度結果!

同じ日の別の時間帯を、同じ環境で計測してみました。

計測はGoogleスピードテストを使用しています。

項目の中にレイテンシという単語が出来ます。レイテンシとは、通信の遅延時間を意味します。この遅延は、列車の遅延というニュアンスとは違い、通信の往復時間のことです。(レスポンスタイムとも呼ばれます)

ストレスフリーで快適にネットを利用できるレイテンシ値の目安は、50ミリ秒未満といわれています。以下は速さの目安です。

15ミリ秒以下:非常に速い
30ミリ秒以下:速い
50ミリ秒未満:普通
50ミリ秒以上:やや遅め
100ミリ秒以上:遅い

測定日:2020/07/05
測定場所:愛知県名古屋市郊外の屋内
測定端末:UMIDIGI F1
測定回線:楽天モバイル パートナー回線(Band18)
測定ツール:Googleスピードテスト

朝(8:00〜11:00)の速度

画像:excite

日曜日の午前中の楽天モバイルパートナー回線(Band18)です。何をするにも全く問題無いスピードが出ています

休日なので、平日よりは同時間帯でも使っている人が多い可能性があります。

昼(12:00〜15:00)の速度

画像:excite

日曜日のお昼時です。

もう少しスピードは落ちていると思いましたが、午前中よりもダウンロード上がっているのは意外です。アップロードは落ちていますが、実用的な速度としては何の問題もありません

夕方(16:00〜19:00)の速度

画像:excite

日曜日の夕方です。

Googleスピードの判定で、この日初めて高速でなく普通の表示が出ています。アップロードのスピードは上がっています。通常の使用では全く問題ありません

夜(20:00〜24:00)の速度

画像:excite

日曜の夜です。午前と同じような感じの速度になっています。

Googleの判定も高速に戻りました。もちろん、通常の使用に支障はありません

測定結果のまとめ

日曜日は時間帯によらず、それなりに使う人が多い反面で、集中的に使う時間帯が無いといえます。

朝から夜まで、ほぼ通常の使用に支障が出る事はありませんでした

楽天モバイル公式サイトはこちら

楽天モバイルの通信速度の口コミ

筆者は楽天モバイルの回線を3ヶ月利用しています。

名古屋市内の屋外では、殆どの場所でBand3を掴んでいます。時間帯や場所にもよりますが、掴むBandに限らず、概ね7Mbps~25Mbpsあたりのスピードが出ていて満足度は高いです。

むしろ、これが何で1年間無料なのか?疑問に思うくらいで、さしあたっての不満はありません。

回線の口コミ(価格comより)

東京限定の話になりまずか、速度も申し分ありません。また楽天回線は当然ですが
パートナー回線の範囲でも十分に早いと感じています。
ガラケーをやめて以降、格安SIMしか利用してこなかったので通信キャリアの速さには今さらながら驚いています。
つながりやすさも僕の使用範囲では問題は全くありません。
ずっと格安simしか使ってこなかったので甘め判断になっているかもです。

楽天回線エリア内ですが、家の中ではパートナー回線に繋がる事が多いです。
都内の地下鉄の駅では、パートナー回線にしか繋がらず、人が多いと、通信速度がガタ落ちして、ニュースサイトも見られません。
楽天回線に繋がれば快適ですが、パートナー回線だと、通信速度にバラツキがあります。

神戸市中央区に住んでおり、JR通勤で大阪駅まで、会社は梅田のオフィス。
2020.5.29現在一部西宮・尼崎エリアを除き、楽天エリア対象地域ですが、95%程度、接続する回線はパートナーエリア(au)でした。
家の中、ベランダでもパートナー回線。

利用するシーンでほとんど圏外か、アンテナが表示されていても通信が開始されないことが多々あります。
速度は常時8~15Mbpsしか出ず、満足度は高くありません。
動画再生やダウンロード、テザリング時にフラストレーションがたまります。

少しずつ改善はしているがまだまだ。 店の奥や地下NG

速度や繋がりともUQやワイモバイルと比べても違いはない気がします。

特に問題は無い
と言っても楽天でのデータ通信は半分以下で、半分以上がau回線です

楽天モバイルの速度が遅いと感じたときの5つの対策

前述のように、楽天モバイルはBand3とBand18をシームレスに切り替えています。

画像:excite

使う方の意思で、意図的にBandを切り替える事は出来ません。

現実的な動きとしては、Band3を掴みにいって駄目な場合はBand18を掴むというのが基本になります。

通信速度は相対的にBand3の方が早いです。

屋外で試してみる

Band3は屋内へは届きにくく、屋内では繋がらなかった場合も屋外では繋がることがあります。

場所を移動する

今いる場所ではBand18しか掴めなくても、近くにBand3が掴める場所があるかもしれません。

日々広がっていくサービスエリアは公式ページで確認出来ます。濃いピンク色が楽天回線エリアで、薄いピンクがau回線のパートナーエリアです。

(引用:楽天モバイル公式サイト 2020/07/02現在)

Wi-Fiとセットで使用する

Wi-Fiが使える場所では、Wi-Fiを使った方が早い事も多いです。公衆スポットなどでは遅い事も多々ありますが・・・。

楽天モバイルの速度でよくある質問

よくある質問をまとめてみました。

質問1 通信速度が遅い場合の解決策を教えてください

パートナー回線エリアにてデータ残容量が0になっている、またはデータ制限モードがONになっている可能性がございますので、以下の手順にて確認をお願い致します。
※Android版「my楽天モバイル」アプリを開くと、画面上部に現在のエリアが表示されます。

1. 「my楽天モバイル」にアクセスする

2. ホーム画面上に残りのデータ数(GB)が表示され、画面を下にスクロールするとデータ制限モードが表示されます。
データ制限モードがONになっている場合には、OFFにする
データ残容量が残っていない場合には、データ制限モード横にある「データチャージ」よりデータの追加購入が可能です

(引用:楽天モバイル公式サイト 2020/07/06現在

質問2 通信速度制御はどのくらいの頻度でかかりますか?

毎月付与されるパートナー回線エリアのデータ通信容量5GBを全て消費すると、パートナー回線エリアでご利用いただく際は通信制限(1Mbps)がかかります。
データ通信容量を全て消費後も楽天回線エリア内では通信制限なしでご利用いただけます。

(引用:楽天モバイル公式サイト 2020/07/06現在

質問3 海外ローミング(データ通信)の通信速度を教えてください

現地の通信事業者、電波状況等によって異なります。
あらかじめご了承ください。

(引用:楽天モバイル公式サイト 2020/07/06現在

質問4 利用可能データ量を使い切るとどうなりますか?

国内または海外指定66の国・地域でパートナー回線エリアのデータ容量を全て消費した場合は、通信速度が制限(国内1Mbps、海外128Kbps)されます。

※速度低下により表示まで時間がかかったり大容量のダウンロードの場合など、エラーが出る場合があります。追加でデータ容量を購入すれば通信制限の解除が可能です。

※楽天回線エリアではデータ容量が無制限でご利用いただけます。
アンケートにご協力ください

(引用:楽天モバイル公式サイト 2020/07/06現在

まとめ

筆者は楽天モバイルを3ヶ月ほど、データ通信のメイン回線として使用しています。

Band3(楽天回線)もBand18(パートナーau回線)も頻繁に利用していますが、曜日や時間を問わず回線速度に不満を覚えたことは殆ど記憶にありません。特にBand3は安定して速いというのが偽らざる使用感です。

楽天モバイルは、先着300万人までは1年間無料のキャンペーンを展開中なので、月額使用料は今のところ0円です。

このクオリティとサービス内容で月額2980円というのは、充分に納得がいくリーズナブルな価格だと思います。現在無料で使うことが出来る楽天モバイルを選択しない理由はありません。

万が一使った環境で不満があれば、「いつでも無料で解約可能」と標榜するのは、自信の表れだと思います。

楽天モバイル公式サイトはこちら

arrow_upward