「ラインモバイルを子供に持たせたいけれど、学割はあるのかな」
「LINEを使ってもデータ容量が消費されないって本当?子供におすすめ?」
ラインモバイルは、現在、学生を対象にした割引サービスは実施していません。
だからと言って「ラインモバイルは学生にとってお得でない」というわけではありません。
データフリーサービスやパケットシェアなど、ラインモバイルには学生にとって嬉しいサービスが数多く展開されているのです。
この記事では、学生がラインモバイルを利用することのメリットや利用できるキャンペーン、大手キャリアとの月額料金の比較、未成年者がラインモバイルに申し込む際の注意点まで、詳しく解説していきます。
(引用元:ラインモバイル公式サイト2020/10/20)
本文中の価格は2020年10月現在の税抜き価格です。
それでは、見ていきましょう。
※こちらの記事は2020年10月現在のものとなっています。また価格は税抜表示です。
この記事の目次
結論、ラインモバイルに学割はない!
(画像引用元:ラインモバイル公式サイト 2020/10/20)
冒頭でも述べた通り、2020年10月現在、ラインモバイルに学割のサービスはありません。
しかし、それでも学生がラインモバイルを選ぶべき理由は多くあります。
ラインモバイルには、学生には嬉しいお得なサービスが豊富に用意されているのです。
以下で、ラインモバイルを学生におすすめできる理由や、具体的なサービス内容について紹介していきます。
それでもラインモバイルが学生におすすめできる理由
ここでは、学割がなくとも、学生にラインモバイルをおすすめできる具体的な理由について紹介します。
理由①:LINEを使ってもデータ容量が消費されない!
今やスマホを持つ学生のほぼ全員が使っていると行ってもいいアプリ、「LINE」。
多くのスマホを使う学生が、多くのデータ容量を消費しているアプリのひとつではないでしょうか。
ラインモバイルの大きな特徴は、LINEの利用時にデータ容量が消費されないことです。
オプションサービスへの加入などが必要なく、どのプランを利用していても「LINE利用時のデータ消費ゼロ」というサービスは適用されます。
もちろん、LINEのテキストメッセージだけでなく、画像の送受信、通話、ビデオ通話などを行ってもデータ容量を使いません。
ラインモバイルを使えば、いつでも、どこでも、誰とでも、通信制限を気にせずにLINEでのコミュニケーションを取ることができます。
外出先で友達や家族とLINEで連絡を取り合う機会の多い学生には嬉しいサービスですね。
理由②:格安スマホでもLINEの年齢認証機能・ID検索に対応
(引用元:ラインモバイル公式サイト2020/10/20)
格安スマホへの乗り換えで、多くの人がネックに感じているのが「LINEの年齢認証機能とID検索機能が使えなくなること」。
LINEでは18歳未満のユーザー保護を目的とした年齢認証を行っています。
しかし実は、LINEの年齢確認は大手キャリアとLINEが協力して行っているものなのです。
そのため、LINEと連携していない格安SIMでは年齢確認をすることができません。
結果として、多くの格安SIMではLINEの年齢認証機能やID検索・電話番号検索ができないのです。
しかし、ラインモバイルは違います。
LINEが運営元であるため、ラインモバイルは「LINEの年齢認証機能・ID検索に対応した格安SIM」なのです。
年齢認証やID検索が使えないと不便を感じるという人には、嬉しいポイントです。
理由③:家族や友達とパケットを分け合える
ラインモバイルでは、ユーザー同士でパケットを分け合うことができます。
ラインモバイルモバイルを使っている家族や友だちに、データ通信量をLINEアプリ上で贈り合うことができます。
プレゼント方法も簡単で、LINEアプリで送り先を指定して、送信するのみです。
もちろん、プレゼントとして贈らなかった場合には、翌月に繰り越して自分で消費することも可能です。
理由④:オプション選択で音楽・SNSもデータフリーに!
(画像引用元:ラインモバイル公式サイト2020/10/20)
LINEのデータ消費がゼロというのが大きな魅力のラインモバイル。
しかし、データフリーサービスを利用できるのは、LINEアプリだけではありません。
ラインモバイルでは、利用するサービスに応じた、以下のSNS・音楽を対象にした2タイプのデータフリーオプションが用意されています。
サービス名 | データフリー対象アプリ | 月額料金 |
SNSデータフリー | LINE、Twitter、Facebook | 280円 |
SNS音楽データフリー | LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWA | 480円 |
自分がよく利用するアプリを考えながらプランを選択することで、通信制限を気にすることなく過ごせます。
学割がなくてもお得!ラインモバイルvs大手キャリアの学割
学割がないラインモバイル。
だからと言って学割のある大手キャリアよりも割高かと言えば、そんなことはありません。
学割がないのにもかかわらず、ラインモバイルはお得な料金でスマホを利用することができるのです。
ここでは、大手キャリアのauを「学割有」で利用する場合の料金と、ラインモバイルの「学割無」で利用する場合の料金を比較してみましょう。
なお、適切に比較を行うために、以下の条件を揃えます。
- 通信は4GBを利用
- au回線を利用
- かけ放題プランを利用
- 端末代金は考慮しない
ラインモバイルとauでは、同じデータ容量のプランがないため、ラインモバイルでは6GB、auでは7GBのプランで比較してみます。ラインモバイルは契約から1年以内のMNPについては違約金がありますが、2年の定期契約はありません。そのため、auは定期契約なしの料金で見ていきます。
かけ放題についても、同じ時間のプランがありません。auは5分間のかけ放題、ラインモバイルは10分間のかけ放題で比較します。
それでは、早速比較してみましょう。
学割がないラインモバイルの方が安かった!
比較結果は、以下の表の通りです。
キャリア | ラインモバイル | au |
プラン | 6GBプラン(au回線) | ピタッとプラン4G LTE |
プラン料金 | 2,220円 | 6,150円 |
かけ放題 | 850円(10分間) | 800円(5分間) |
学割 | なし | 500円 |
合計 | 3,70円 | 6,450円 |
表を見ると、似た条件であるにも関わらず、「6,450(円)-3,070(円)=3,380(円)」の差額があります。
auの学割は半年間限定の割引です。半年間の差額で見ると「3,380(円)×6(ヶ月)=20,280(円)」になります。
同じような利用内容であっても、半年間に2万円以上の差が発生するというのは、驚くべき結果です。
家族で大手キャリアを利用している場合には、差額が大きくなるケースが多いと思います。ラインモバイルに乗り換えることで、通信費の大幅な節約が叶うでしょう。
ラインモバイルで学生が使える特典・キャンペーンを紹介!
ここでは、2020年10月現在のラインモバイルがさらにお得に使える特典やキャンペーンを紹介します。
①:スマホ基本料ワンコインキャンペーン
(引用元:ラインモバイル公式サイト2020/10/20)
スマホ基本料ワンコインキャンペーンとは、名前の通りスマホの基本料を3ヶ月間、ワンコイン(500円)で使えるというものです。
申し込み条件は、キャンペーン期間中に音声通話SIM・3GB以上でのベーシックプランで申し込む、もしくは既にLINEモバイルを契約・利用中でプラン変更を行うこととなります。
具体的な内容としては、申し込み各データ容量に応じて、月額基本利用料が3ヶ月間にわたり980円値引きとなります。
つまり、3GBプランを選択した場合は500円となりますが、データ容量によって値引額は以下のように異なるということです。
データ容量 | 基本料 | 値引後 |
3GB | 1,480円 | 500円 |
6GB | 1,220円 | 2,200円 |
12GB | 2,220円 | 3,200円 |
なお、月額基本利用料とは、ベーシックプランの月額料金のことを指しデータフリーオプション料は含まれないことに注意しましょう。
②:分割で格安スマホぽっきりセール
(引用元:ラインモバイル公式サイト2020/10/20)
分割で格安スマホぽっきりセールとは、キャンペーン期間中に対象端末を値引きして販売し、月額500円〜の支払いで新規端末を購入できるキャンペーンです。
端末・価格の例としては、以下が挙げられます。
端末名称 | 一括の場合 | 分割の場合 |
moto e6s | 12,000円 | 500円×24回 |
HUAWEI nova lite 3 | 12,000円 | 500円×24回 |
moto g8 | 16,800円 | 700円×24回 |
OPPO A5 2020 | 16,800円 | 700円×24回 |
OPPO Reno3 A | 16,800円 | 700円×24回 |
新機種も含め、非常にお得な料金で購入できることがわかります。
月額500〜700円であれば、学生であってもあまり負担に感じることもありませんね。
なお、この料金が適用されるのは、キャンペーン期間中にラインモバイルのサイトから端末を購入をした場合のみとなります。
親御さん向け!学生がラインモバイルに申し込む方法と注意点
子供に持たせる初めてのスマホとして、ラインモバイルを検討している方も多いのではないでしょうか。
ここでは、未成年の子供にラインモバイルを持たせる際の方法と注意点について解説します。
注意:ラインモバイルは17歳以下は契約できない
ラインモバイルを本人名義で契約したい場合、対象は18歳以上のみとなります。
17歳以下の本人名義での契約は認められていませんので、注意が必要です。
もしも17歳以下でラインモバイルを使いたい場合には、親の名義で契約を行い、子供を利用者登録をすることで使えるようになります。
また、18・19歳が本人名義で契約する場合には、親権者の同意が必要です。
未成年が申し込むときに必要なものは?
未成年がラインモバイルに申し込む際には、以下の4つの書類が必要となります。
- 本人名義のクレジットカードもしくはLINE Payカード
- 本人確認書類
- MNP予約番号(乗り換えの場合のみ)
- 連絡用メールアドレスおよび電話番号
ネットならいつでも申し込みができる
(引用元:ラインモバイル公式サイト2020/10/20)
子供のためにラインモバイルを申し込む場合は、ネットからの手続きがおすすめです。
待ち時間もなく、24時間いつでもすぐに申し込みが可能です。
送料無料かつ、最短で当日発送にも対応しています。
なお、ネット申し込みでの親権者同意は、簡単な画面でチェックを入れるのみで完了します。
店舗で申し込む方法も確認
もちろん、実店舗にてラインモバイルに申し込むことも可能です。
ただし、18・19歳の未成年者が本人名義で申し込みを行う場合は、親権者の同意が必要です。
店舗ではどのような形式で「親権者の同意」が確認されるのかは明記されていませんが、親権者に同席してもらうことが最も確実と言えるでしょう。
しかし、オンラインであれば親権者の名前を記載してチェックマークを入れるだけで完了するため、やはりWebでの手続きをおすすめします。
ラインモバイルの学生(未成年)の契約に関するよくある質問
最後に、未成年の学生によるラインモバイル契約にあたり、よく寄せられる質問について回答していきます。
※出典:LINEモバイル公式サイト
Q.フィルタリングサービスはある?
あります。
ラインモバイルでは、子供に安心してスマホを使ってもらうために、フィルタリングオプション「iフィルター」が無料で提供されています。
有害なページをブロック・アクセスを制限するほか、子供のスマホの使いすぎを防ぐ管理機能や、アプリ・検索履歴をチェックできる機能、子供の居場所が確認できる機能が備わっています。
初めて子供にスマホを持たせる場合でも、様子を見ながら使ってもらうことができます。
Q. クレジットカードを持ってない未成年が本人名義で契約したい時は?
ラインモバイルの支払い方法は、原則として本人名義のクレジットカードとなります。
しかし、18歳・19歳の未成年が契約したいという場合には、本人名義のクレジットカードを持っていない場合もあるかもしれません。
そんな場合の対応方法は、以下の2つです。
- 親名義・親のクレジットカードで契約する
- 本人名義・本人のLINE Payカードで契約する
ひとつ目の方法は、親の名義・親のクレジットカードでの契約です。
親名義で契約をして、本人を利用者として登録する方法です。
なお、17歳以下の未成年者が契約する場合もこの方法が取られます。
ふたつ目の方法は、本人名義のLINE Payカードで契約です。
LINE Payカードとは、コンビニやオンラインで誰でも入手できるプリペイドカードで、未成年者でももちろん利用が可能です。
ラインモバイルにおいて、LINE Payカードはクレジットカードとして認識されているため、クレジットカードを持っていない場合は、LINE Payで代用可能となっています。
Q.家族でラインモバイルを使うとお得になるサービスはある?
ラインモバイルでは、学割や家族割はありませんが、家族で2回線以上の申し込みをする際には、2回線目の登録事務手数料が最大無料になるサービスを行っています。
具体的には、登録者のマイページから申し込むことで、2回線目以降のウェブ登録事務手数料が、以下の通り割引されます。
- 音声通話SIMの場合:3,000円→0円
- データSIMの場合 :3,000円→500円
例えば親がLINEモバイルを利用中であれば、親のマイページから子供分を申し込みすることで、申し込み時の事務手数料が最大無料となるのです。
まとめ
ここまで、ラインモバイルについて紹介してきました。
ラインモバイルには、現在、残念ながら学割サービスはありません。
しかし、それは決して学生にとって割高なスマホというわけではありません。
ラインモバイルには、学生に嬉しい以下のようなサービスがあります。
- LINEを使ってもデータ容量が消費されない
- 格安スマホでもLINEの年齢認証機能・ID検索に対応
- 家族や友達とパケットを分け合える
- オプション選択で音楽・SNSもデータフリーになる
また、記事内で比較した通り、学割が適用される大手キャリアと比較しても、ラインモバイルの方が利用料金を抑えることができます。
ちなみに、ラインモバイルに本人名義で申し込みをする場合には、18歳以上である必要があります。
17歳以下の申し込みの場合は「親名義で申し込み、子供を利用者登録する」という手順を踏むことを覚えておきましょう。
この記事を参考に、スマホデビューにラインモバイルの利用を検討してみてください。