LINEモバイルを使っていてスマホの機種変更したいとき、どのような方法があるのでしょうか。
「LINEモバイルの回線が使えるだろうか」
「少しでも安くスマホを購入する方法はないだろうか」
といったことは、機種変更の際に不安になるポイントだと思います。
そこでのこの記事ではLINEモバイルユーザーが失敗せずに機種変更する方法を詳しく解説していきます。
機種変更の流れから自分に合った方法まで分かるので、ぜひこの記事を参考にしてください。
結論、「LINEモバイル公式に使いたい端末があるか」で機種変更の方法を選びましょう。
この記事の目次
LINEモバイルで機種変更はできる?
LINEモバイルユーザーは自分の好きなタイミングで機種変更することができます。
そもそも機種変更はどれくらいの頻度で行うものでしょうか。
大手キャリアでは慣例的に2年程度でのスマホの機種変更を勧めてきました(大手キャリアとしては、お客さんに定期的に買い替えて欲しいから)。
しかし、最近のスマホは性能が高いこともあり、実際は2年以上使えることもありますし、ヘビーな使い方をすれば、もっと早く交換した方がいい場合もあります。
- バッテリーの消費が激しくて、1日持たなくなってきた
- キビキビ動いていたスマホがもたもたするようになった
- OSが最新のものに対応しなくなった
- 画面や本体に傷が入っていて使いにくい
などの症状があれば、機種変更を考えるタイミングと言えます。
まだ使えそうな人でも、早めに機種変更をして古い端末を売却してしまうのも、ひとつの考え方としてはありでしょう。
LINEモバイルで機種変更する方法は2つ
LINEモバイルで機種変更するには、大きく分けると2つの方法があります。
- 公式サイトで販売されているスマホを購入して機種変更する
- 別途SIMフリースマホを購入して機種変更する
LINEモバイル公式サイトではスマホの販売を行っていて、直接購入できます。また、LINEモバイルとは別にSIMフリーのスマホを買って、LINEモバイルのSIMカードを挿入して使うこともできます。
それぞれにメリットやデメリットがあるので、自分に合った方法を選んでください。
不安な人は公式での機種変更がおすすめ
LINEモバイル公式でスマホを購入して、機種変更するのが向いているのは以下のような人です。
- 安心できる公式サイトでスマホを買いたい人
- 自分でスマホを調べるのが面倒な人
- 回線やスマホに詳しくない人
LINEモバイル公式で購入する最大のメリットは「使えない心配がない」ということです。当然ですがLINEモバイルの回線に対応したスマホのみ取り扱っているので、安心して購入できます。
また、自分でスマホを調べるのが面倒な人は、ある程度決まった機種の中から選べた方がいいかもしれません。LINEモバイルが自信を持って販売している端末なので、どれを選んだとしても失敗は少ないでしょう。
好きなスマホが使いたい人は自分で購入して機種変更がおすすめ
自分でSIMフリースマホを買って機種変更した方がいい人は以下のような人です。
- 自分で好きなSIMフリー端末を購入したい人
- セールを使ってお得に購入したい人
LINEモバイル公式サイトで扱っている以外のスマホで、自分が使いたいスマホが決まっている人は、それを選ぶのがいいでしょう。ある程度自分で調べることができるのであれば、あえてLINEモバイル公式サイトで購入する必要はありません。
また、LINEモバイルでは定期的にスマホのセールを行っているので、ディスカウントを狙って購入するのもいいでしょう。ただし、機種変更は新規・MNP(乗り換え)と比較すると、価格が下がりにくいので注意が必要です。
LINEモバイル公式が販売している機種に変更する場合
公式が販売しているスマホなら、スマホや回線に詳しくない人でも安心して機種変更できます。LINEモバイル公式が扱ってる端末に機種変更する方法を紹介します。
LINEモバイルが販売している機種一覧
引用元:https://mobile.line.me/(2020/06/11現在)
LINEモバイルでは低価格のAndroidスマホからiPhoneまで、豊富な端末を取り扱っています。端末ラインナップ(2020/06/11現在、価格は税抜き)は以下のとおり。
- iPhone 7(32GB:29,800円、128GB:35,800円)
- OPPO Reno A(24,800円)
- Reno 10x Zoom(87,880円)
- HUAWEI P30 lite(19,800円)
- HUAWEI P30(65,880円)
- moto g8 plus(35,500円)
- moto g8(23,800円)
- Mi Note 10(52,800円)
- arrows M05(35,800円)
- HUAWEI nova 5T(54,500円)
- AQUOS sense3(35,800円)
- OPPO A5 2020(26,800円)
- ZenFone 6(69,500円)
- moto g7 plus(38,800円)
- ZenFone Max(M2)(23,500円)
- HUAWEI nova lite 3(22,880円)
- ZenFone Live(L1)(17,800円)
分割支払いでの購入はできない
機種変更の場合、分割払いには対応していません。新規・乗り換えの場合は24回の分割払いに対応していますが、機種によっては一括払いのみです。
機種変更手順①:端末を選ぶ
引用元:https://mobile.line.me/(2020/06/11現在)
公式サイトで販売されているスマホの中から、購入したいスマホを選びます。LINEモバイル公式サイトではスタッフレビューとして、端末の使用感などの記事があるので参考にしましょう。
機種変更手順②:マイページ内の「機種変更」から手続き
引用元:https://mobile.line.me/(2020/06/11現在)
購入する機種を決めたら、マイページにログインして「機種変更」から手続きを行ってください。公式サイトの「端末一覧ページ」からは新規または乗り換えの契約しかできません。マイページから手続きをしましょう。
機種変更手順③:商品の受取りと初期設定
最短で申込みの当日に商品が発送されます。商品が届いたら、現在使っているスマホからSIMカードを移し替えて、初期設定を行いましょう。
初期設定ではAPN設定というLINEモバイルで通信することを設定する作業が必要です。APN設定はAndroidスマホ、iPhoneで方法が異なるので、端末に同梱されるガイドや公式サイトを確認して行いましょう。
店舗では機種変更できない
LINEモバイルのSIMカードは家電量販店などでも購入できますが、店舗ではスマホの販売を行っていません。
しかし、家電量販店などではSIMフリースマホを扱っていることがあります。SIMフリースマホを購入して機種変更する方法はこの記事の後半で説明しています。
LINEモバイル公式サイトから機種変更するときの注意点
公式サイトから機種変更するときに注意したいことを確認しておきましょう。
- 一括払いにしか対応していない
- 18歳未満は契約不可、20歳未満は親権者の同意が必要
- 売り切れの端末も多い
- 審査の結果次第では購入できないことも
注意点①:一括払いにしか対応していない
LINEモバイルの機種変更は分割払いができません(その意図はわかりませんが、分割の未払いリスクを少しでも抑えたいからだと思われます)。
3万円程度の比較的安価なスマホであればいいのですが、5万円を超えてくる高価格帯のスマホを一括で購入するのは、大きな負担になります。
注意点②:18歳未満は契約不可、20歳未満は親権者の同意が必要
LINEモバイル公式サイトでは18歳未満の機種変更はできません。また、20歳未満の場合でも親権者の同意が必要です。
LINEモバイルでは契約者の他に利用者の登録もできるので、未成年の人は親に契約してもらい利用者として登録をしましょう。
注意点③:売り切れの端末も多い
LINEモバイルでは契約とセットでスマホをお得に買えることもあり、商品が頻繁に売り切れています。「このスマホ良いかも!」と思ったものが、よく見たら売り切れだったということもよくあります。
欲しいと思っていた端末がすぐに売り切れてしまうこともあるので、見つけたときは早めの契約をおすすめします。
注意点④:審査の結果次第では購入できないことも
端末の購入には審査があります。審査の結果によっては購入できないこともあります。
しかし、一般的にスマホの審査は「分割支払」の際に厳しく行われるものなので、一括でしか購入できないLINEモバイルの機種変更は、そこまで審査に不安になる必要もないでしょう。
機種変更にかかる費用
LINEモバイル公式でスマホを購入する際、手数料はかかりません。また、送料も無料で配達してもらえるので、機種変更でかかる費用は純粋にスマホ代のみです。
ただし、スマホを変えることでSIMカードのサイズを変更しないといけない場合は、変更手数料として3,000円がかかります。
LINEモバイルの機種変更でお得なキャンペーン
LINEモバイル公式サイトでは定期的にキャンペーンを行っています。機種変更が対象になるキャンペーンは多くありませんが、定期的に公式サイトをチェックしてみましょう。
例えば、2020年6月現在、以下のキャンペーンが行われています。
キャンペーン①OPPO HUAWEI在庫一掃セール
引用元:https://mobile.line.me/(2020/06/11現在)
コストパフォーマンスの高いスマホとして知名度を上げているOPPOと、カメラの評価が高いHUAWEIの在庫一掃セールが行われています。
低価格ながらおサイフケータイや3眼レンズを搭載しているOPPOのReno Aや、Leicaのレンズを搭載したHUAWEI P30などがお得な価格で購入できます。
LINEモバイル公式以外で購入した機種に変更する場合
LINEモバイル公式以外でSIMフリースマホを買って機種変更する方法も確認しておきましょう。
- 動作確認済み端末の確認と購入
- 初期設定
- データの移行
手順①:動作確認済み端末の確認と購入
LINEモバイル公式サイトでは「動作確認端末一覧」を公開しています。こちらに掲載されているスマホであれば確実に使えます。
しかし、最新の機種などは一覧にない場合もあるでしょう。基本的にはSIMフリーのスマホらドコモ、au、ソフトバンクの回線、いずれかの回線(周波数)に対応していれば使える可能性は高いです。
手順②:初期設定
購入したスマホは、先にも説明したAPN設定という初期設定を行ってから利用しましょう。LINEモバイル公式サイトで購入した場合、予め初期設定されていることもありますが、SIMフリースマホを購入する場合は、自分で設定する必要があります。
手順③:データの移行
新しい機種が使えるようになったら、古い機種から新しい機種にデータの移行を行いましょう。
Androidスマホであれば、Googleのバックアップ機能を使うことでほとんどのデータを簡単に移行できます。また、SDがカードやデータ移行のアプリなども使いながら、大切なデータを確実に移行してください。
また、おサイフケータイやLINEなどのアプリは、個別に引き継ぎ作業が必要なので、公式サイトやアプリのQAで方法を確認しておきましょう。
自分で用意した端末に機種変更するときの注意点
SIMフリースマホを購入してLINEモバイルで使う際に注意したいことを挙げておきます。
- LINEモバイルの回線に対応しているか
- SIMカードのサイズ
注意点①:LINEモバイルの回線に対応しているか
LINEモバイルではドコモ、au、ソフトバンクの3回線を利用できますが、念のためSIMフリースマホが対応している周波数帯域も確認しておきましょう。
注意点②:SIMカードのサイズにも注意
新しいスマホのSIMカードのサイズも確認しておきましょう。現在、最も一般的に使われているのがnanoSIMですが、古いスマホを使っている人はmicroSIMを使っている人もいるかもしれません。
microSIM→nanoSIMのようにSIMカードのサイズ変更が必要な場合は、3,000円の事務手数料で変更できます。
端末保証オプションはあるが機種変更では契約はできない
LINEモバイルの端末保証はLINEモバイルで購入したスマホ以外に、持ち込み端末でも登録できます。
しかし登録できるタイミングは「LINEモバイルと契約するとき」のみです。そのため、今回のように「持ち込みで機種変更する場合」は、新しい契約をするわけではないので、端末保証オプションには加入できません。
自分で用意した端末で機種変更するときにかかる費用
自分でスマホを用意する場合も、機種変更にかかる費用は端末代金のみです。ただし、SIMカードのサイズ変更が必要な場合は、手数料3,000円がかかります。
LINEモバイルの機種変更によくあるQ&A
最後にLINEモバイルの機種変更の際によくある質問と回答をまとめておきます。参考にしてください。
LINEモバイルで端末のみを追加購入したいです。
LINEモバイルを契約していない方は、端末のみの購入はできません。
機種変更ができない条件はありますか?
下記に当てはまる場合、機種変更ができません。
⋅課金開始日から3ヶ月経過していない場合
⋅前回端末購入日から3ヶ月経過していない場合
申し込み受付メールは届きましたが、商品はいつ届きますか?
本人審査が完了し次第、翌日〜2日程度で商品(SIMカードのみ、または端末とSIMカードのセット、端末のみ(機種変更時))をお届けします。
※地域によっては商品到着に時間がかかる場合があります。
機種変更は何度でもできますか?
機種変更に回数制限はありません。ただし、一度機種変更を実施してから、3ヶ月間経過しないと、次の機種変更は実施できません。
まとめ
LINEモバイルの機種変更の方法を確認してきました。
- 公式サイトで購入する/自分でSIMフリースマホを購入する方法がある
- 公式サイトは種類が多いが、在庫がないことも多い
- 機種変更は公式サイトではなくマイページから行う
- LINEモバイルは3回線に対応しているので、SIMフリースマホの持ち込みでも比較的安心
といった点がLINEモバイルの機種変更の際のポイントでした。
結論、「LINEモバイルで使いたいスマホがあるかどうか」によって、LINEモバイル公式から買うか、SIMフリースマホを自分で用意するか、判断するといいでしょう。