「LINEモバイルを解約したいけど、解約の仕方が分からない」
「LINEモバイルを解約する時に、違約金がかかるのか気になる」
こんな風に思っている人はいませんか?
確かにスマホの解約は手続きが面倒なイメージがありますし、高額な違約金がかかると嫌ですよね。
しかし、LINEモバイルではその心配はいりません。
LINEモバイルの解約はウェブから簡単に手続きが可能です。
電話をしたりお店にいったりする必要がないので、手間がかかりません。
違約金についても、ほとんどの人は1,000円の負担で済みます。
ただし、契約内容によっては高額な違約金がかかることがあるので要注意です。
本記事ではLINEモバイルの解約方法と、違約金などの注意点について徹底解説します。
この記事の目次
LINEモバイルを解約?それとも乗り換え?
引用元:https://mobile.line.me/(2020/06/15現在)
LINEモバイルの解約方法は大きく2つあります。
- 解約
- MNP転出
解約もMNP転出もLINEモバイルとの契約を解除するという点は同じです。
しかし、音声通話SIMの電話番号の扱いが異なります。
LINEモバイルを解約すると、それまで使っていた電話番号は使えなくなります。
一方、MNP転出で他社に乗り換える場合はLINEモバイルの電話番号をそのまま引き継ぐことが可能です。
現在の電話番号を引き継ぎたいならMNP転出、そうでないなら解約をしてください。
なお、音声通話ができないデータSIM(SMS付き)およびデータSIMはMNPできません。
2019年10月から解約の違約金が上限1000円に!
2019年10月から改正電気通信事業法が施工され、スマホを解約する際の違約金の上限が1,000円になりました。
この変更を受け、LINEモバイルでも2019年10月からは違約金が以下のように変更されています。
- 2019年10月~:違約金が1,000円に変更
- 2020年2月~:契約縛り(最低利用期間)・違約金の撤廃
2019年10月以降に契約した人は違約金が1,000円になりました。
従来の9,800円と比べると大幅な減額です。
さらに2020年2月からスタートしたベーシックプランでは最低利用期間も違約金も撤廃されました。
2019年10月以降に契約した人なら、違約金を気にすることなく解約が可能です。
ただし、2019年9月以前に契約した人が最低利用期間内に解約すると高額な違約金がかかります。
LINEモバイルは、契約タイミングによって違約金が異なる点に注意してください、
LINEモバイルの解約方法
LINEモバイルを解約する手順は以下の通りです。
- マイページにアクセスする
- マイページから解約手続きをする
①マイページにアクセスする
LINEモバイルの解約はマイページから手続きします。
スマホまたはパソコンのブラウザからLINEモバイルのマイページにアクセスしてください。
マイページにログインする際は契約時に設定したログインIDとパスワードが必要です。
もしログインIDまたはパスワードが分からない人は、ログイン画面から再設定してください。
②マイページから解約手続きをする
マイページにログインしたら解約手続きをしましょう。
メニューのMNP転出・解約を選択してください。
画面をスクロールしMNP転出・解約するを選択します。
さらに画面をスクロールし、解約手続きをするを選択してください。
アンケートが表示されるので答えます。回答が終わったら解約の申込画面へを選択してください。
最終確認画面になります。
注意事項を読み、問題がなければ申し込むを選択してください。
申し込むを押すと解約手続きが完了です。
LINEモバイルからのMNP転出(乗り換え)方法
LINEモバイルから他社へMNP転出(乗り換える)手順は以下の通りです。
- マイページにアクセスする
- マイページからMNP予約番号を取得する
- 取得したMNP予約番号で他社に乗り換える
①マイページにアクセスする
解約同様、MNP転出もLINEモバイルのマイページから手続きします。
スマホまたはパソコンのブラウザからLINEモバイルのマイページにアクセスしてください。
マイページにログインする際は契約時に設定したログインIDとパスワードが必要です。
②マイページからMNP予約番号を取得する
マイページにログインしたら、MNP予約番号の発行手続きをします。
メニューのMNP転出・解約を選択してください。
画面をスクロールし、MNP転出・解約するを選択します。
さらに画面をスクロールし、MNP予約番号の発行を申し込むを選択してください。
アンケートに回答しMNP予約番号の発行画面へを選択します。
契約者名、転出する電話番号、生年月日を入力してください。
入力したら次へを選択します。
最終確認画面になります。
問題がなければ申し込むを選択してください。
これでMNP予約番号の発行が完了です。
手続き完了から1~3日ほどで、登録しているメールアドレスにMNP予約番号が届きます。
③取得したMNP予約番号で他社に乗り換える
MNP予約番号を取得出来たら、他社に乗り換えましょう。
他社のSIMカードを申し込む際に申し込み方法でMNP転入を選択してください。
あとは取得したMNP予約番号と電話番号を入力すれば、LINEモバイルの電話番号を引き継げます。
他社への乗り換えが完了すると、LINEモバイルは自動解約となります。
別途、解約手続きは不要です。
MNP転出の際の注意点
MNP転出の際の注意点は以下の通りです。
- 3,000円のMNP転出手数料がかかる
- MNP予約番号には15日間の有効期限がある
3,000円のMNP転出手数料がかかる
LINEモバイルでMNP転出をする際は3,000円のMNP転出手数料がかかります。
MNP転出手数料の請求タイミングはLINEモバイルが解約された翌月3日頃です。
解約月の月額基本料や通話料と一緒に請求されます。
なお、MNP転出手数料が発生するのは他社への転入が完了してからです。
MNP予約番号を発行してもMNP転出しなかった場合、手数料はかかりません。
MNP予約番号には15日間の有効期限がある
LINEモバイルのMNP予約番号には15日間の有効期限があります。
有効期限を過ぎるとMNP予約番号は失効します。
MNP予約番号を取得したら、なるべく早く他社への申し込みをしてください。
もしMNP予約番号が失効した場合は、MNP予約番号の再取得が必要です。
さきほどの手順に従ってマイページから再度MNP予約番号の発行手続きをしてください。
LINEモバイルを解約もしくはMNP転出する際の違約金は?
LINEモバイルを解約もしくはMNP転出する際の違約金は契約プランと契約タイミングで異なります。
契約プラン | 最低利用期間 | 違約金 |
---|---|---|
ベーシックプラン | なし | 全SIMタイプで1,000円 |
ベーシックプラン以外の音声通話SIM | 1年 | 2019/9/30以前に契約:9,800円 2020/10/01以降に契約:1,000円 |
ベーシックプラン以外のデータSIM(SMS付き含む) | なし | なし |
①ベーシックプランは全SIMタイプで1,000円の解約事務手数料がかかる
ベーシックプランを解約すると、全SIMタイプで1,000円の解約事務手数料がかかります。
従来のプランと違い、ベーシックプランでは音声通話SIMにも最低利用期間および違約金がありません。
その代わりに、どのタイミングで解約しても1,000円の解約事務手数料の負担が必要です。
音声通話SIMはもちろん、データSIM(SMS付き)でも解約事務手数料が発生します。
短期間で音声通話SIMを解約しても高額な違約金がかからないのは安心です。
その一方で、長期間利用した人やデータSIM(SMS付き)を使う人も手数料が必要なのはデメリットと言えます。
②2019年9月30日以前に契約した人は9,800円の違約金がかかる可能性がある
2019年9月30日以前にLINEモバイルを契約した場合は9,800円の違約金がかかる可能性があります。
現在のベーシックプランがスタートする前のLINEモバイルの料金プランは以下の3つでした。
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSIC+プラン
上記3つのプランを、ここではまとめて旧プランとしましょう。
旧プランの音声通話SIMを2019年9月30日以前に契約していた場合は12ヶ月の最低利用期間があります。
最低利用期間内に解約すると、9,800円の違約金を支払わないといけません。
マイページから契約内容を見直し、最低利用期間を過ぎてから解約するようにしてください。
マイページにログインしメニュー→契約情報の[PDF]最新契約情報から契約内容をチェック可能です。
なお、現行プランであるベーシックプランに乗り換えると最低利用期間がなくなり、解約時の費用も1,000円で済みます。
2019年9月30日以前に契約した人で、解約時の費用をできる限り安くしたい人はまずベーシックプランに変更してください。
プラン変更はマイページから可能です。
マイページにログインしメニュー→プラン・オプション→変更するの順に進んでください。
③2019年10月1日以降に旧プランを契約した場合の違約金は1,000円
旧プランを契約している人でも、契約タイミングが2019年10月1日以降なら違約金は1,000円です。
従来の違約金は9,800円でしたが、総務省のルール改正により上限が1,000円になりました。
LINEモバイルもそのルールに従っているため、10月1日以降に契約した場合の違約金は1,000円です。
同じ旧プランでも、契約したタイミングで違約金が異なるので注意してください。
旧プランのデータSIM/データSIM(SMS付き)は違約金なし
旧プランのデータSIM/データSIM(SMS付き)は最低利用期間がありません。
最低利用期間がないので、いつ解約しても違約金の支払いは不要です。
現行のベーシックプランに移行すると、データSIM(SMS付き)でも1,000円の解約事務手数料が発生します。
費用をかけずに解約したい場合は旧プランのまま解約してください。
LINEモバイル解約・MNP時の注意点・ポイント
最後に、LINEモバイルを解約・MNP転出する際の注意点とポイントをまとめました。
- 解約・MNP転出後はSIMカードの返却が必要
- 解約月の料金は日割りされない
- 月末日に解約申し込みをすると翌月末解約になる可能性がある
- 端末代の分割払いが終わっていない場合は解約後も請求が続く
- 契約者が死亡した場合は電話で解約する
①解約・MNP転出後はSIMカードの返却が必要
引用元:https://mobile.line.me/(2020/06/14現在)
LINEモバイルで解約およびMNP転出が完了したら、以下の住所にSIMカードを返却してください。
- 〒272-0001
- 千葉県市川市二俣678-55
- ESR市川ディストリビューションセンター3F 南棟
- LINEモバイル株式会社 返却窓口
送料は自己負担ですが、配送方法の指定はありません。
普通郵便(94円)やミニレター(63円)など、なるべく送料が安い配送方法を利用しましょう。
②解約月の料金は日割りされない
LINEモバイルでは解約月の料金は日割りされません。
いつ解約を申し込んでも解約日は月末日になるため、1ヶ月分の料金が満額請求されます。
MNP転出の場合は他社への乗り換えが完了した時点で解約ですが、その場合も日割りはされません。
③月末日に解約申し込みをすると翌月末解約になる可能性がある
LINEモバイルの解約申し込みを月末日にすると翌月末解約になる可能性があります。
通常、解約を申し込んだ月の月末日での解約です。
例えば6月中に解約申し込みをすると、6月30日で解約となります。
しかし、月末日である6月30日に解約申し込みをすると解約日が1ヶ月ずれて7月31日になることがあります。
LINEモバイルを当月中に解約したい場合は月末日の前日までに申し込みをしてください。
④端末代の分割払いが終わっていない場合は解約後も請求が続く
LINEモバイルで端末代を分割払いで購入し、その支払いが終わっていない場合は解約後も請求が続きます。
解約したからといって端末代の支払いがなくなるわけではありません。
解約時に端末代の支払いを分割払いから一括払いに変更することも可能です。
一気に払いたい人は、一括払いに変更しましょう。
⑤契約者が死亡した場合は電話で解約する
契約者が死亡し、マイページにログインできない場合は電話で解約が可能です。
以下のLINEモバイル カスタマーセンターに電話をかけてください。
- 電話番号:0570-087-275
- 通話料:有料
- 受付時間:10時~19時(年中無休)
【まとめ】LINEモバイルを解約orMNPする時は条件や違約金は要チェック!解約やMNP自体は簡単です
以上、LINEモバイルの解約・MNP転出方法と注意点について解説しました。
LINEモバイルはウェブページからいつでも解約・MNP転出の手続きが可能です。
手続きもとても簡単なので、5分もあれば完了します。
ただし、LINEモバイルでは契約プランと契約タイミングによって違約金が異なる点に注意してください。
解約する前に、マイページでもう一度契約内容を見直すといいでしょう。