時間があるとついつい開いてしまうインスタ。好きな芸能人や友だちの投稿にいいね!を付けるのに夢中になって、気付いたら何十分も経っていた!なんてこともよくありますよね。
しかし、実はこのインスタ、思っているよりもかなり多くの通信量を使います。
今回はそんなイライラを未然に防ぐために試したい、インスタでデータを節約する5つの方法を紹介します。また、そもそもインスタはどれくらいのデータ通信を使っているのか、筆者が実際に計測もしているので参考にしてください。
この記事の目次
インスタグラムの通信量を抑えたい!通信制限中でもできるインスタの設定
インスタは写真や動画が中心のサービスなので、どうしても通信量が増えてしまいます。毎月、月末になると通信制限にかかってしまう人は、もしかしたら、インスタがその原因になっているかもしれません。
そこで、データ制限にかかる前に設定しておけば、データ通信を大きく減らすことができますよ。
1.絶対やりたい!動画の自動読み込み設定を停止する
インスタのデータ通信を節約する際に、まずやっておきたい対策が動画の自動読み込みの停止です。
あまり知られていないのですが、実はインスタで扱われる動画は自動で読み込みされるように初期設定されています。ストーリーで動画を観ようとするとすぐに再生が始まるのは、この自動読み込みが行われているからなのです。
自動読み込みの設定をオフにすることでデータ使用量を軽減できます。しかし、動画の再生に少しだけ読み込み時間がかかるようになるので知っておいてくださいね。
自動読み込みの設定は以下の手順で行えます。
手順①:プロフィールから設定をタップ
以下ではAndroidスマホの画面で説明します。
プロフィール画面の右上にある「三本線のメニュー」>「設定」を選択します。
手順②:アカウントのモバイルデータの使用をタップ
「アカウント」>「モバイルデータの使用」を選択します。
手順③:データ使用量を軽減をタップ
「データ使用量を軽減」をタップします。これにより、自動読み込み設定がオフになり、データの使用量を減らせます。
手順④:高画質メディアの再生設定(Androidスマホ)
また、Androidスマホの場合は、「データ使用量を軽減」をオンにすると、高画質のメディアがいつ表示されるのか選択できるようになります(上の画像)。
ここで「オフ」または「Wi-Fのみ」を選択すると、モバイル通信では高画質な動画が再生されなくなるので、さらにデータ通信を節約できます。
2.お知らせ設定をオフ。1日に何度も見るなら通知がなくても大丈夫
インスタは自分の投稿にいいね!がついたときをはじめ、ストーリーでタグ付けされたり、ライブ配信が始まるときなどにもお知らせ(通知)が届きます。
通知が来るとついつい見たくなって、仕事や勉強の手を止めてはインスタのアプリを開いてしまいます…。思い当たる人もいるのでは。お知らせをオフにすれば、インスタを開く回数を減らすことができるでしょう。
またこの通知が送られること自体にもデータ通信が使われています。通知をオフにすれば、少しだけですがデータ通信を節約できます。
プロフィール画面の「三本線」>「アクティビティ」の「お知らせ設定」でプッシュ通知をオフにできます。
3.時間の節約にも!リマインダー設定で使う時間を決める
上でも紹介しましたが、インスタにはアプリを利用している時間を確認できる「アクティビティ」画面があります。プロフィール画面の「三本線」>「アクティビティ」で確認できます。
ここでは指定した利用時間に達したらリマインダーを通知してくれるように設定できます。
通知が来れば、データ通信の使い過ぎも防げますし、時間の節約にもなります。インスタでついつい時間を忘れてしまいがちな人は設定してみては。5分単位で設定できます。
4気付いていないところで動いてる!開いたままの他のアプリを閉じる
インスタに限ったことではありませんが、スマホは最近開いたアプリが、バックグラウンドで動いています。これもデータ通信を消費する大きな原因になります。
iPhoneの場合は、ホームボタンがあるiPhoneは2回クリックで、ホームボタンがないiPhoneは画面下から上方向にスワイプして指を止めると、バックグラウンドで動いているアプリが確認できます。しばらくは使わないものは停止しましょう。
Androidスマホの場合は機種にもよるのですが、メニューバー右下の■ボタンでバックグラウンドで動いているアプリを停止できます。
5.意外とたくさんある!フリーWiFIスポットにつなげる
外出先でインスタをよく使う人は、普段行くカフェや施設などでフリーWiFiが使えないか調べてみることをおすすめします。最近は駅やバス停などでもフリーWiFiが使えるところもあります。
普段はあまり意識しませんが、実は無料でWiFにiつなげられるスポットはかなり増えています。これらを有効活用して通信量を節約しましょう。
インスタグラムのストーリーが通信制限で重い!消費データ量ってどのくらい?
そもそも、インスタのストーリーはどれくらいの通信が使われているのでしょうか。実際にストーリーやタイムラインを閲覧して測定してみました。
機種や環境によってデータ通信量は異なるので、あくまで参考程度にはなりますが、おおよその目安として知っておいて損はないでしょう。
今回計測したのはインスタの以下の投稿や機能です。また、筆者はAndroidスマホで測定をしています。
- ストーリー
- インスタライブ
- 検索した動画
- フォード画面の写真
- ビデオチャット
ストーリー:2分で31.2MB
フィード画面の上部に出てくる、フォロー中のユーザーのストーリーを2分間、順番に閲覧した結果、31.2MBのデータを消費しました。
単純計算では64分間(1時間ちょっと)ストーリーを閲覧すると1GB消費することになります。
1日10分ストーリーをみていると、1ヶ月で4Gも使う計算になりますね。
検索した動画:2分で26MB
動画を検索して、2分間、スクロールしながら10個程度視聴した結果、26MBのデータを消費しました。ストーリーよりも5MBほどデータ消費が少なかったのは、動画の切り替わりの回数が少なかったことが理由だと思われます。
つまりインスタは視聴する投稿の数によって、データ通信量が大きく変わることが分かります。
インスタの投稿写真やいいね:2分で30.4MB
フィード画面(タイムライン)で2分間、上から順番にスワイプして写真の投稿を閲覧した結果、30.4MBのデータを消費しました。
写真なので動画よりも通信は少ないと予想していたのですが、比較的、通信量は多い結果に。写真の場合、次々とスクロールして閲覧することが多いので、読み込む数が多い分、データも多く消費すると思われます。
インスタのビデオチャット:2分で28MB
ビデオチャット機能を使って2分間通話をした結果、28MBを消費しました。タイムラインの写真を閲覧するよりも、データの消費は少ないようです。これは少し意外でした。
インスタライブ:2分で18.1MB
配信中のインスタライブを2分間視聴した結果、18.1MBのデータ通信を消費しました。
今回計測した項目の中では、時間あたりのデータ消費量が最も少ないのがインスタライブでした。
結果
2分間のデータ通信量 | |
ストーリー | 31.2MB |
検索した動画 | 26MB |
タイムラインの写真 | 30.4MB |
ビデオチャット | 28MB |
インスタライブ | 18.1MB |
以上の結果から、
- インスタは写真や動画の切り替わり(読み込み)の回数が通信量の消費に大きく影響する
- 切り替わりが多いストーリーやタイムラインの閲覧は多くのデータを消費する
と言えるのではないでしょうか。
毎月通信制限が来る人は、インスタのデータフリープランに乗り換えてしまおう
ここまで見てきた結果、インスタは約1時間で1GB程度の通信を消費することが分かりました。
例えば、格安SIMの3GBプランに加入している人は、1ヶ月で3時間、1日換算で6分間インスタを使うとインスタだけで通信制限にかかってしまうことになります。
「ならば、大容量のプランに変更しよう」と思うかもしれませんが、格安SIMは容量が大きくなるほど、割安感がなくなり、キャリアのプランとほとんど変わらなくなります。
これでは格安SIMを契約するメリットが薄れてしまいます。
LINEモバイルならインスタストーリーもデータフリー!
出典:LINEモバイル公式サイト(2020/07/20現在)
そこでおすすめなのが、LINEモバイルのオプション「データフリー」です。データフリーオプションに加入すると、インスタを含む対象のサービスを利用するときにデータを消費しません。
つまり、どれだけ使っても通信制限にかからず、ずっと快適な通信ができるのです。
LINEモバイルのデータフリーは3種類
データフリーには以下の3種類があります。データフリーになる対象サービスの数に違いがあります。
プラン | データフリー対象 |
LINEデータフリー | LINE |
SNSデータフリー (+280円) |
LINE |
SNS音楽データフリー (+480円) |
LINE LINE MUSIC |
インスタをデータ消費せずに使う場合は、月額480円の「SNS音楽データフリー」に加入します。
LINEモバイルのデータフリーは高速
他社の格安SIMでもデータを消費しない「カウントフリー」が使えるものはあります。しかしそれらは「低速モード」に切り替えないといけなかったり、十分な速度が出ないこともあります。
LINEモバイルのデータフリーはアプリなどでの切り替えは不要です。対象のサービスが自動で判別されて、データ通信をカウントしません。
また高速通信のまま使えるので、インスタのストーリーや写真の閲覧も快適。インスタ以外でデータ容量を使い切ったあとでも対象サービスは、ずっと高速通信できます。
さらに、テザリングで利用している端末の通信もデータフリーの対象になります。例えばテザリングでタブレットなどに接続して通信しても、データを消費しません。
実際にLINEモバイルで実験。通信制限でもストーリーがサクサク動く!
今回、SNS音楽データフリーを契約したLINEモバイルで、実際に通信制限にかかった状態でインスタを一通り使ってみました。
まず、一番気になっていたストーリーは、予想以上にサクサクと閲覧できました!普段と変わらず高速通信でき、動画の切り替えもストレスを感じませんでした。
さらにストーリーと同じくらいデータを消費するタイムラインの投稿も、上からスワイプしながら閲覧しましたが、これも問題なし。写真を読み込むのに待たされることはほぼありませんでした。
投稿も普段どおり!
SNS音楽データフリーでは投稿もデータフリーの対象です。画像、動画ともにいつもと変わらない速度でアップすることができました。
インスタライブは対象外なので気をつけて
一点、気をつけたいのが「インスタライブ」の動画の閲覧はカウントフリーの対象外なこと。ライブ動画を目当てでSNS音楽データフリーに加入しようと思った人は注意してください。
またライブ動画の配信もデータフリーの対象外です。
まとめ:最大2ヶ月無料のキャンペーンを実施中!気軽に試せます
今回、実際に計測してみて、インスタは想像以上にデータを消費していることが分かりました。
まずは、アプリの設定で動画の自動読み込みをオフにするなど、対策を取って様子を見てみましょう。それでもデータ制限にかかってしまうようなら、思い切ってLINEモバイルのSNS音楽データフリーを検討してもいいかもしれませんね。
今なら、3GBの音声通話SIMとSNS音楽データフリーが最大2ヶ月間、無料で使えるキャンペーンを行っています。あなたのインスタライフがさらに充実するはずです。