「DTI SIMを解約したい」「DTI SIMからよりお得な格安SIMへMNP転出したい」
通信費が安くてお得な格安SIMの”DTI SIM”ですが、他の通信キャリアへの乗り換えを検討している人もいるでしょう。
通信キャリアを乗り換える際に気になるのが、解約金や最低利用期間による縛り。「今MNP転出すると、高額な違約金を請求されるかも」と悩んでいる人もいるでしょう。
そこで本記事では、DTI SIMをお得に解約・MNP転出する方法についてご紹介します。
DTI SIMは1年間の最低利用期間があり、MNP転出料も他社と比較してやや高額です。できるだけ賢く解約し、お得に格安SIMを利用しましょう。
この記事の目次
DTI SIMを解約?それとも乗り換え?
DTI SIMから他の格安SIMに乗り換える際に利用できる方法として、”解約”と”MNP転出”が挙げられます。
MNP転出は、現在利用している電話番号を乗り換え後も引き続き利用できる仕組みです。
DTI SIMの場合は税別5,000円のMNP転出手数料が発生しますが、電話番号を継続利用できるので便利です。
一方の”解約”では、現在利用している電話番号を利用できなくなりますが、MNP転出手数料は発生しません。
携帯電話番号を変えたい人や電話番号が変わっても問題ない人は、MNP転出手数料を削減できる”解約”が良いかと思われます。
DTI SIMの解約方法
下記ではDTI SIMの解約方法についてご紹介します。
DTI SIMはマイページ上から、オンラインで解約申請を行えます。
ただし当月中の解約は25日までです。26日以降に解約手続きを行うと、来月末での解約となるので注意しましょう、
①「My DTI」にアクセス
まずはオンラインマイページの”My DTI”からログインを行います。こちらのページから、メールアドレスとパスワードを入力してログインします。
ログインパスワードは、DTIと契約時に郵送された書類に記載されています。
②退会手続きを行う
My DTIにログインしたら、「よくあるお問い合わせ」→「プランの解約をしたい」を選択し、「解約」ボタンをクリックします。
記載されている内容に問題なければ「退会手続きへ進む」をクリックし、アンケート等の必要事項を記入したら「退会を申請する」をクリックしましょう。これで解約手続きは完了です。
③SIMカードを返却する
解約が完了したら、利用していたSIMカードを下記住所に返却する必要があります。
SIMカードの返却を忘れると、紛失手数料(税別3,000円)が請求されます。必ず解約月の翌々月末(2カ月以内)に、下記住所にSIMカードを郵送しましょう。
【SIM返却先住所】
〒847-0083
佐賀県唐津市和多田大土井4740-1 フリービット株式会社内
株式会社ドリーム・トレイン・インターネット カスタマーサービス行
※送料はユーザー側の負担となります。
DTI SIMからのMNP転出(乗り換え)方法
下記では、DTI SIMから他社通信キャリアへMNP転出する方法についてご紹介します。
基本的な流れはほぼ解約手続きと同じですが、MNP転出手数料(税別5,000円)が発生するので注意しましょう。
①「My DTI」にアクセス
まずは”My DTI”にログインしましょう。こちらのページから、メールアドレスとパスワードを入力すればログインできます。
解約申請手続きの途中に「MNP予約番号発行手続き」のメニューがあるので、そちらからMNP転出手続きを行います。
②MNP予約番号を申請
My DTIからMNP転出手続きが完了すると、約2日程度でMNP予約番号が発行されます。予約番号は即日発行されないので注意しましょう。
MNP予約番号は連絡先メールアドレスおよびMy DTIから確認できます。
③他社通信キャリアに申し込み
MNP予約番号が発行されたら、乗り換え先の通信キャリアでMNP転入手続きを行います。
新規契約で「MNP転入」を選ぶとMNP予約番号が求められるので、DTI SIMから発行されたMNP予約番号を入力します。
MNP予約番号の有効期限は発行日含めて15日間です。MNP予約番号が届いたら、すぐに乗り換え先の通信キャリアでMNP転入手続きを行いましょう。
④SIMカードを返却する
MNP転出を活用してDTI SIMを解約した場合も、SIMカードをDTIに返却する必要があります。
解約から2カ月以内に返却しないと税別3,000円の紛失手数料が請求されます。乗り換えが済んだらすぐにSIMカード返却することをおすすめします。
【SIM返却先住所】
〒847-0083
佐賀県唐津市和多田大土井4740-1 フリービット株式会社内
株式会社ドリーム・トレイン・インターネット カスタマーサービス行
※送料はユーザー側の負担となります。
MNP転出の際の注意点
DTI SIMでは、契約から12カ月以内に解約すると契約解除料(税別9,800円)が請求されます。また利用期間にかかわらず、税別5,000円のMNP転出手数料が発生します。
DTI SIMをお得にMNP転出するなら、契約後は13か月以上継続で利用することをおすすめします。
MNP転出手数料は、MNP転出を利用しない”解約”なら請求されません。ただしMNPを活用しないと現在利用している電話番号を継続利用できないので注意しましょう。
また解約後は、2か月以内にSIMカードを返却しましょう。SIMカードの返却を忘れると、税別3,000円の紛失手数料を請求されます。
DTI SIMを解約もしくはMNP転出する際の違約金は?
2020年6月現在、多くの通信キャリアでは解約期間や高額違約金による縛りを緩和していて、中には解約金無料や契約期間縛りなしのプランを打ち出している通信キャリアも珍しくありません。
しかし残念ながら、DTI SIMでは解約期間や高額解約金が設定されています。DTI SIMから乗り換えようと思っている人でも、1年以内の解約はおすすめできません。
①12か月間の最低利用期間がある
DTI SIMでは、契約から12カ月以内に解約すると税別9,800円の解約金を請求されます。
例えば今年7月にDTI SIMを契約した人は、来年の6月までに解約すると解約金が請求されます。しかし13カ月目以降であれば、解約金は請求されません。
MNP転出を利用するしないにかかわらず、DTI SIMを契約したら1年以上の利用をおすすめします。
②MNP転出を行うとMNP転出手数料が発生する
ほぼすべての格安SIMでは、MNP転出を利用すると”MNP転出手数料”を請求されます。
DTI SIMのMNP転出手数料は、税別5,000円です。MNP転出手数料は契約期間にかかわらず一律で請求されます。
どうしてもMNP転出手数料を節約したいなら、MNPを活用せずに解約するしかありません。
ほとんどの格安SIMでは、MNP転出手数料の相場は税別3,000円程度です。DTI SIMのMNP転出手数料は比較的高めな点が、残念なポイントです。
③SIMカードを返却しないと紛失手数料が発生する
上述した通り、DTI SIMを解約後はSIMカードを返却する必要があります。
解約から2カ月以内にSIMカードを返却しないと、税別3,000円の紛失手数料を請求されるので注意しましょう。
解約が完了したら、すぐに下記住所へSIMカードを郵送することをおすすめします。
【SIM返却先住所】
〒847-0083
佐賀県唐津市和多田大土井4740-1 フリービット株式会社内
株式会社ドリーム・トレイン・インターネット カスタマーサービス行
※送料はユーザー側の負担となります。
DTI SIM解約・MNP時の注意点・ポイント
下記ではDTI SIMを解約・MNP転出時に注意すべきポイントについてご紹介します。
①当月解約できるのは25日まで
DTI SIMを解約する場合、25日までに解約手続きを済ませることをおすすめします。26日以降に解約申請を行うと、解約日が翌月末となります。
解約申請が遅いと1か月分の料金を余分に請求されるので注意しましょう。
ちなみにMNP転出の場合は、転出完了したタイミング(乗り換え先の通信キャリアのSIMカードで通信をはじめて行った瞬間)が解約日となります。
この場合、26日以降でも当月末での解約となるので安心してください。
②他社よりMNP転出手数料が高い
DTI SIMはMNP転出手数料が割高です。
一般的にMNP転出手数料は税別3,000円。それに対してDTI SIMのMNP転出手数料は税別5,000円となります。
残念ながらMNP転出手数料は、MNP転出を利用する限り利用期間にかかわらず一律で請求されるもの。MNP転出を利用する場合は、MNP転出手数料を支払いましょう。
ただしMNP転出を利用しない”解約”の場合は、MNP転出手数料は発生しません。
【まとめ】DTI SIMを解約 or MNPする時は条件や違約金は要チェック!解約やMNP自体は簡単です
DTI SIMは1年間の契約期間縛りと割高のMNP転出手数料が設定されている格安SIMです。
通信費は安くてお得ですが、乗り換えを行う際はある程度の手数料が請求されることに注意しましょう。
DTI SIMをお得に解約するなら、1年以上継続利用しつつ、MNP転出を利用しない”解約”を選択することです。この方法だと、解約金もMNP転出手数料も請求されません。
MNP転出を利用する場合でも、1年以上の継続利用がおすすめです。