テザリング機能を使いたいが、イオンモバイルではできるのかと、疑問に感じているのではないでしょうか。
(引用:イオンモバイル公式サイト 2020/07/02現在)
外出先で、スマホ以外に、ノートパソコンやタブレット、携帯ゲーム機器(ニンテンドーDSやPSPなど)を使うときは、通信回線が必要になります。
しかし、無線Wi-Fi接続ポイントが使えない場合は、テザリング機能は必須です。そこで問題を解決してくれるのがイオンモバイルのテザリング。
イオンモバイルならテザリング機能が使えるため、外出先でも問題なくインターネットが使えます。
そこで今回は、イオンモバイルのテザリング機能の特徴や使い方を解説しますので、参考にしてください。
この記事の目次
テザリングとは
テザリングは、スマホを介して、他の機器でもデータ通信が使えるようにできる機能です。
例えば、イオンモバイルの6GBプランに加入していたとします。6GB以内なら、テザリング機能を使ってさまざまな機器でインターネットが使えるというわけです。
旅行先にノートパソコンを持参し、テザリング機能を使って、調べものをしたり、動画を楽しむこともできます。
本来なら、自宅にあるネット回線につないで楽しめることが、テザリング機能を使えば、ネット回線がない環境でもインターネットが楽しめるのが最大の特徴です。
フリーWi-FiやポケットWiFiと比べてどう?
テザリングはフリーWi-FiやポケットWiFiと比較してどうなのか、まずは表でメリット・デメリットを確認していきましょう。
テザリング | フリーWi-Fi | ポケットWiFi | |
---|---|---|---|
メリット | ・スマホで手軽にできる
・セキュリティ対策ができる |
・機器を持たなくてもいい | ・複数の機器で同時操作可能
・セキュリティ対策ができる |
デメリット | ・回線速度は遅くなる
・バッテリーの消耗が早い |
・セキュリティが不安
・特定の店のみ ・回線速度はあまり期待できない |
・機器を持ち歩く必要あり
・料金が割高 |
テザリングはスマホをがあれば気軽にインターネットに接続できるメリットがありますが、スマホで通信するときと比べると速度は落ちてバッテリーの消耗が早くなります。
イオンモバイルのテザリングの特徴
一般的なテザリングについてみてきましたが、今度はイオンモバイルのテザリングについて、特徴を確認していきましょう。
①契約容量内なら無料で利用可能
契約したプランの容量内は、無料です。6GBプランなら6GBまで、12GBなら12GBまでが無料になります。
スマホで使う分とデザリングで使う分とを合わせてプランの契約容量を超えないように注意が必要です。
②SIMフリー端末ならどれでも大丈夫
auやドコモで購入したAndroid端末では、イオンモバイルのAPN設定が行えず、テザリングが使えないケースがあります。しかし、動作確認済みのSIMフリー端末なら、どの機種でも問題ありません。
発売されたばかりの機種で動作確認済みでないものは別ですが、動作確認済みのSIMフリー端末なら、どれでもイオンモバイルのテザリングが使えます。
あとはiPhoneなら、ほとんどの端末でAPN設定ができるため、テザリング可能です。
③イオンモバイルなら大容量プランが豊富
スマホとノートパソコン、もしくはスマホとゲーム機器など、2つ以上の機器でテザリング機能を使う場合、容量の大きいプランに加入しましょう。
スマホではそんなに使わなくても、ノートパソコンやゲーム機器で使用する場合、想定よりもかなりの容量を使ってしまう可能性があります。
その点、イオンモバイルなら大容量プランが用意されているので安心です。すべてのプランで50GBまで用意されています。
事前に、どの程度使いそうなのか、計算をしておいてから、プラン選びをするといいでしょう。
イオンモバイルのテザリング方法
それでは実際に、イオンモバイルでテザリングする方法をみていきましょう。
デザリング方法は3種類
イオンモバイルのテザリング方法は、「USBテザリング、ポータブルWi-Fiアクセスポイント、Bluetoothテザリング」3種類があります。
それぞれにどんなテザリング方法なのか違いをみてみましょう。
ポータブルWi-Fiアクセスポイント
ポータブルWi-Fiアクセスポイントに接続をして、テザリングする方法です。
Bluetoothテザリング
スマホとテザリングしたい機器をそばにおき、スマホ側で設定してテザリングする方法です。
USBテザリング
スマホとテザリングしたい機器をUSBケーブルでつないで設定する方法です。
【Wi-Fiで使う】イオンモバイルのiPhoneのテザリング方法
iPhoneの場合、最初は構成プロファイルをダウンロード&インストールして、APN設定を行う必要があります。
そのあとのテザリング方法を確認していきましょう。
手順①まずはWi-Fi環境を用意します。
自宅にある無線LANモデムなら、Wi-Fiが利用できます。モデムの暗号キーなど、接続するための情報を手元に用意してください。
自宅にWi-Fi環境がない場合は、一時的にWi-Fiが使えるポイントまで、出向きましょう。
手順②アクセスポイントに接続
インターネット共有をタップし、ボタンをオンにしてください。あとは「Wi-Fi」を選択すれば、設定完了です。
手順③使う機器で接続を確認
テザリングで使う機器で接続ができるか確認してください。
【Wi-Fiで使う】イオンモバイルのAndroidのテザリング方法
今度はAndroid端末のテザリング方法ですが、Wi-Fiを使った設定方法を説明します。順番にチェックしていきましょう。
手順①Wi-Fi環境を準備する
Wi-Fiは自宅で利用できるなら自宅で、なければWi-Fiが使える場所へ移動して行います。
手順②アクセスポイントに接続
「設定」→「その他」→「テザリング」をタップし、「ポータブルWi-Fiアクセスポイント」を選択してください。
手順③APN設定をする
接続されていなければ、APN設定を確認します。「設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」とタップしてください。
APN『i-aeonmobile.com』、ユーザ名『user』、パスワード『0000』、認証タイプ『PAPまたはCHAP』に設定すれば設定完了です。
【Blootoothで使う】イオンモバイルのiPhoneのテザリング方法
iPhoneの場合、必ず構成プロファイルのダウンロード&インストールが必要です。
まずはWi-Fi環境のある状態で、ダウンロード&インストールが終了した時点でテザリングを利用してください。
手順①使う機器を準備
テザリングしたいノートパソコン、タブレットなどを手元に準備し、電源を入れます。
手順②スマホ本体で操作
インターネット共有をタップし、ボタンをオンにします。「Bluetooth」を選択して完了です。
手順③機器側でネットが使えるか確認
設定が完了したあとは、使う機器側でインターネットが接続されているかを確認してください。ノートパソコンなら、「ネットワークとインターネット」の設定で確認できます。
【Blootoothで使う】イオンモバイルのAndroidのテザリング方法
Android端末の場合、ダウンロードは必要ないため、Wi-Fi環境は必要ありません。Bluetoothでの利用手順をみていきましょう。
手順①使う機器を手元に準備
電源を入れた状態の機器を準備してください。
手順②スマホ本体で操作
「設定」→「その他」→「テザリング」→「Bluetoothテザリング」の順でタップ。
手順③使う機器側で確認
あとはノートパソコンなど、使う機器でインターネットが使えるか、ブラウザーを立ち上げてみてください。
【USBで使う】イオンモバイルのiPhoneのテザリング方法
最初はWi-Fi環境下で、構成プロファイルをダウンロード&インストールしておいてください。それからUSBケーブルを使い、テザリングの設定をします。
手順①USBケーブルとスマホ、使う機器を準備
USBケーブル、スマホ、利用機器を手元に準備してください。
手順②スマホと機器をUSBケーブルをつなぐ
テザリングしたい機器とスマホをUSBケーブルでつなぎます。
手順③スマホで設定
インターネット共有をタップし、ボタンをオンにします。「Bluetooth」を選択して完了です。
【USBで使う】イオンモバイルのAndroidのテザリング方法
Android端末でUSBケーブルを使った、テザリング設定方法をみてみましょう。
手順①スマホ、利用機器、USBケーブルを準備
スマホとテザリングしたい機器、USBケーブルを用意してください。
手順②USBケーブルでつなぐ
スマホとテザリングする機器をUSBケーブルでつなぎます。
手順③スマホ本体で設定
「設定」→「その他」→「テザリング」→「USBテザリング」の順でタップすれば、設定完了です。
イオンモバイルのテザリングをするときの注意点
イオンモバイルでテザリングを使うときは、どんな点に注意をすればいいのかを見ていきましょう。
注意点①対応端末がテザリング可能か確認する
まずは持っている端末が、テザリング可能かを確認する必要があります。
テザリング可能な端末一覧
(引用:イオンモバイル公式サイト 2020/07/02現在)
こちらに端末一覧が掲載されており、検索機能も付いていますので、テザリングを使う場合は、事前に確認してみてください。
注意点②スマホのバッテリー消費が激しい
テザリングを使用している間も、スマホのバッテリーは消費していきます。そのため、バッテリー残量に注意してください。
スマホのバッテリーがなくなった場合、テザリングは使えません。予備の充電バッテリーも持参することをおすすめします。
注意点③通信制限に注意しよう
長時間の作業で、あっという間に通信容量が上限を超えてしまう可能性があります。さらに、「au回線タイプ1」では、3日間で合計6GBを超えた場合に、通信規制が入るケースがあるため、注意が必要です。
イオンモバイルのテザリングがうまく繋がらない時は
正しく設定をしたはずなのに、繋がらなくて困ってしまう場合もあります。そんなときはどうすればいいのか対応策をみていきましょう。
データ容量が不足している
データ容量の上限に達してしまって、不足している場合はテザリングできません。まずはデータ容量の残量を確認し、どうしても使いたい場合は、容量を追加で購入してください。
他の機器のテザリングと干渉している
ポケットWi-Fiなど、他の機器とテザリングしている場合、その情報が有効になっているために、接続が切れてしまっているケースがあります。
利用している機器側で、他の機器側の設定を切断してイオンモバイルを再接続してください。
イオンモバイルのテザリングでよくある質問
イオンモバイル公式サイトのよくある質問で、テザリングに関連するFAQを抜粋していますので、参考にしてみてください。
Q.テザリングの設定方法を教えてください。
A.テザリングには、USBテザリング、ポータブルWi-Fiアクセスポイント、Bluetoothテザリングの3種類があります。
ホーム画面から「アプリ一覧」→「設定」→「その他」→「テザリング」の順番にタップし、画面の指示にしたがって操作してください。
Q.Bluetoothテザリングでインターネットに接続して通話をすることはできますか?
A.いいえ、できません。
Q.バッテリーの駆動時間を教えてください。
A.連続通信時間がWi-Fiテザリング使用時で約12時間、Bluetoothテザリング使用時で約24時間です。
(引用:イオンモバイル公式サイト 2020/07/02現在)
まとめ
イオンモバイルでは外出先など、好きな場所でいつでも使える便利なテザリングが使えます。
さらに、イオンモバイルでは大容量プランがお得な料金で選べるため、容量を多く使うテザリングには最適です。
簡単な設定で使えるため、イオンモバイルのテザリングを気軽に使ってみましょう。