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イオンモバイルの実際のスピードは?実態数値を基準も含めやさしく解説!

通信会社の変更することを考えたときに、支払金額がどれだけ安くなっても、実際に使ってみたらストレスが溜まって、年中イライラするのは困ります。

お目当ての会社の通信スピードを調べても、ベストエフォート(理論上です)とか書いてあっても実態にそぐわないのは理解出来ます。でも本当に知りたいのは、現実にどうなのか?という事です。

今回はイオンモバイルの実際のスピードを検証してみたいと思います。イオンモバイルはdocomo回線とau回線が用意されています。今回はユーザーの多いdocomo回線を使った検証です。(文中の価格は特に表記の無い限り税抜価格です)

イオンモバイル公式サイトはこちら

イオンモバイルの速度の大前提

イオンモバイルは2014年に、「通信費を大幅に抑えたスマートフォン販売」(b-mobile・BIGLOBEモバイル・So-netの代理店)をスタートしています。

その後、2016年2月26日からイオンモバイルは、代理店ではなくMVNO事業者としてサービスを開始しました。MVNOとしての技術力の蓄積は代理店としては蓄えることが出来ません。そこで、MVNEを使うことになります。

MVNEとは、大手キャリアから回線の卸受けをノウハウ含めて提供する企業です。大手キャリアとの接続は様々な意味でハードルが高く、技術力や実績・資金も必要で、出来合いのシステムを導入する方が、MVNOを運営するにあたり時間もコストも大幅に節約出来るわけです。

イオンモバイルはdocomo回線をIIJ、au回線をOCNの回線支援を受けています。

確かな技術力に裏打ちされて、低価格であり豊富な料金プランの提示しながらも安定した運用が出来るワケがあります。

タイプの違い

イオンモバイルの回線は、ちょっと他社と違う部分があります。

契約するのにタイプ1とタイプ2があります。タイプ1は更にそこからau回線かdocomo回線かを選ぶことになります。タイプ2はdocomo回線のみでデータ通信のみです。

通常のMVNOの場合、通話機能付きとデータのみは同一のアクセスポイントで接続します。わざわざイオンモバイルがタイプ1と2で分けているのは、アクセスポイントが違うことです。

店舗スタッフに聞いても、はっきりとした回答は得られていませんが、口コミや筆者の体験からタイプ2の方が契約者は少なく、ネット環境はタイプ2の方が良いと考えられます。

タイプ2は音声通話機能付きSIMのプランがありませんので、電話番号の必要な方は選択出来ません。

大手3大キャリアより速度は遅い

インターネットの通信速度は「bps」という単位で表されます。値が大きいほど高速です。

「bps」とは「Bit per second」の略で、1秒間に何bit(ビット)のデータを転送出来るかを表したものです。

単位としては
「1,000bps」=「1Kbps(キロビーピーエス)」
「1,000Kbps」=「1Mbps(メガビーピーエス)」

ということになります。

必要なスピード

イオンモバイルを含めて、キャリアが発表する最大通信速度は、理論上の数値であって現実ではありません。使う端末の性能や、電波の受信状態・距離など様々な影響があります。

実際にスマートフォンを使う場合に、ストレス無くサクサク動くと言われる快適なスピードは5Mbps~30Mbpsと言われています。

数値の幅が結構あるのは、使う用途で違ってくるからです。

・メールやLINE 快適な速度は128kbps~1Mbps
・ウェブ閲覧   快適な速度は1Mbps~10Mbps(テキスト中心か?写真中心か?)
・動画閲覧    快適な速度は5Mbps~20Mbps(解像度による)

上記のスピードが無いと、使えない!・・・という事では無く、サクサク快適に使えるスピードは上記であるということです。

混み合う時間は遅くなる

ネット回線を道路のようなものと考えると解りやすいです。沢山の車が同時に路上に出れば、当然渋滞して速度は出せません。

これは自社回線を持つキャリア(MNO)でも起こることですが、道路の一部を間借りしている格安SIM(MVNO)では、より一層顕著に出ます。

通信量を超えると低速になる

イオンモバイルでは、契約プラン容量を超えたときに200Kbpsに速度制限がかかります。

制限される期間は当月の月末までで、月が変わった1日に速度制限は解除され元の高速通信に戻ります。

3日間制限

タイプ1のau回線のみ、直近3日間に6GBを超過した場合は、速度制限が入る場合があります。

低速制限時の制限

イオンモバイルは、回線スピードを二段階に切り替える事が出来ます。低速通信(200Kbps)の状態ではデータ容量からの消費をしません。この状態で直近3日間に366MBを超過すると、制限がかかり速度が更に低下します。

通信速度の早い/遅いってなに?おさらいポイント

通信速度が早い・遅いの数値的なことは前述で説明したとおりです。決められた時間内に、どれだけのデータ量をやりとり出来るか?ということです。

ダウンロードやアップロードという言葉を聞いたことありますよね?

上り速度とは

アップロードがこれです。写真をInstagramに上げたり、メールやLINEを送ったりする場合の快適さも「上りスピード」が関わってきます。

使う頻度としては、下りよりも遙かに少ないです。

下り速度とは

ネット回線のスピードで重要なのは、下り速度です。

ネットの閲覧・アプリのダウンロード・動画やストリーミング再生も下りのスピードが関わってきます。

使う頻度も圧倒的に下りが多いです。

イオンモバイルを実際に使って調べた速度結果!

同じ日の別の時間帯を、同じ環境で計測してみました。

計測はGoogleスピードテストを使用しています。

項目の中にレイテンシという単語が出来ます。レイテンシとは、通信の遅延時間を意味します。この遅延は、列車の遅延というニュアンスとは違い、通信の往復時間のことです。(レスポンスタイムとも呼ばれます)

ストレスフリーで快適にネットを利用できるレイテンシ値の目安は、50ミリ秒未満といわれています。以下は速さの目安です。

15ミリ秒以下:非常に速い
30ミリ秒以下:速い
50ミリ秒未満:普通
50ミリ秒以上:やや遅め
100ミリ秒以上:遅い

測定日:2020/07/08
測定場所:愛知県名古屋市郊外の屋内
測定端末:Apple iPhone
測定回線:イオンモバイル docomo回線 タイプ2
測定ツール:Googleスピードテスト

朝(8:00〜11:00)の速度

画像:excite

平日の朝です。ダウンロードスピードは充分出ていて快適です。正直言って、ここまで出るとは思っていませんでした。

昼(12:00〜15:00)の速度

画像:excite

平日のお昼時です。もう少しスピードは落ちていると思いました。お昼時で沢山の人が使う時間帯でも、実用的な速度としては何の問題もありません。Googleの判定も高速と出ています。

ここには掲載していませんが、12時になった直後では午前中と殆ど変わらないスピードが出ていました。

夕方(16:00〜19:00)の速度

画像:excite

平日の夕方です。そろそろ混み合ってくる時間帯ですが、数値を見る限り頼もしい数字が出ています。Googleの判定も高速です。もちろん通常の使用では全く問題ありません。

夜(20:00〜24:00)の速度

画像:excite

日曜の夜です。午前と同じような感じの速度になっています。Googleの判定は時間を問わず一日中高速でした。もちろん、通常の使用に支障はありません。

測定結果のまとめ

お昼の混み合う時間帯に、速度低下がここまで出ないのは本当に意外です。一番混む時間帯と考えられるお昼の12時半頃でも10Mbps以上を記録していました。

朝から夜まで、ほぼ通常の使用に支障が出る事はありません

イオンモバイル公式サイトはこちら

イオンモバイルの通信速度の口コミ

筆者はイオンモバイルの回線を利用し始めたばかりです。

IIJmioのdocomo回線を長年利用していますが、同じdocomo回線のMVNOであり、イオンモバイルのサービスバックボーンはIIJなので同じくらいのスピードだと思っていました。

結果は良い意味で裏切られました。IIJmioの回線スピードよりも全ての時間帯において早いのは驚きです。

回線の口コミ(価格comより)

妻はdocomo系のsimで特にストレスはなし。
しかし、私はau系のsim。
通信速度を測ってみると、150k、130k・・・・・・・
電話回線でインターネットをしているのと同レベル。
正直、ストレスでしかない。
docomo系のsimに変更したくサポートに電話すると
一度、MNPで他の事業者に転出し再度転入手続きが必要とのこと。。
もしくは、一度解約し、新規で契約。
電話番号は変わるのは面倒なので、docomo系のデータsimを契約しようか検討中。
DSDSの端末で良かった。。。。。。(タイプ1・au回線)(タイプ1・NTTドコモ回線)

お昼休み中、楽天の低速で動画はカクカク止まって見れませんでしたが、低速のままでもスムーズに見れています。(タイプ1・au回線)

お昼頃は遅くなります。わたしの使い方では、充分です。(タイプ1・NTTドコモ回線)

日中は1~5Gbpsほど
深夜は15G前後です。
日中でも遅くて困ったことはありません。(タイプ1・NTTドコモ回線)

日中は1~5Mで、深夜は10M前後です。昼12~13時は0.3~0.5Mと遅くて期待外れでした。(タイプ1・NTTドコモ回線)

繋がりやすいが、昼間は速度が0.5Mと遅くなります。(タイプ1・NTTドコモ回線)

イオンモバイルのau回線は、噂どおり速度が遅い。(タイプ1・au回線)

昼は0.5M前後と遅いが、それ以外はまずまずの速度です。(タイプ1・NTTドコモ回線)

繋がる範囲は問題ないです。
速度については 12-13時が0.5M、18-19時が1.0M前後と遅くなりますが、それ以外はまずまずです。(タイプ1・NTTドコモ回線)

au回線が遅いという口コミがあったため、docomo回線を選択。
特別速いとは思わないが、遅いとも思わない。
特に問題なし。(タイプ1・NTTドコモ回線)

低速モードでもキャリアの速度制限時の120bpsより速いので満足しています。(タイプ2・NTTドコモ回線)

決して早いとは言えません。
どちらかというと遅いと思います。(タイプ1・NTTドコモ回線)

ドコモ回線を利用しています。速度や繋がりには問題がありません。(タイプ1・NTTドコモ回線)

イオンモバイルの速度が遅いと感じたときの5つの対策

イオンモバイルは、docomo回線とau回線から間借りしてサービスを提供するMVNO(格安SIM)です。

3大キャリアと比較すれば、インフラの容量に限りがあるために、多くの人が同時に使う時間帯においては速度低下する事があるのは、宿命としてある程度仕方がありません。

再起動してみる

電子機器全般に言えますが、ずっと起動状態継続だと不具合が生じることがあります。

再起動することで電波を掴み直して改善することがあります

場所を移動する・時間帯を変える

電波が届きにくい場所では速度が低下します。可能な範囲で場所を移動する・接続時間帯を変えるのは効果的です。

Wi-Fiとセットで使用する

Wi-Fiが使える場所では、Wi-Fiを使った方が早い事も多いです。公衆スポットなどでは遅い事も多々ありますが・・・。

イオンモバイルの速度でよくある質問

よくある質問をまとめてみました。

質問1 タイプ1と2では通信速度は違うのですか?

通信速度に関しては、どちらもベストエフォートでの提供となります。
時間帯及び場所等の外部要因により、通信速度は大きく変化致します。
尚、タイプ1及びタイプ2は、全く別の通信仕様となるため、同じ場所及び同じ時間帯でも、通信品質は異なります。
また、タイプ1の場合でもau回線とNTTドコモ回線では、全く別の通信仕様となるため、同じ場所及び同じ時間帯でも、通信品質は異なります。

(引用:イオンモバイル公式サイト 2020/07/08現在

質問2 イオンモバイルの通信速度はどのくらいですか?

通信速度は通信環境や混雑状況により変化いたしますので、明確には案内できません。
尚、理論上の最高通信速度は、以下の通りです。
高速データ通信適用時:下り最大375Mbps、上り最大50Mbps
高速データ通信非適用時:最大200kbps
※最大通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度として補償するものではありません。

(引用:イオンモバイル公式サイト 2020/07/08現在

質問3 イオンモバイルで速度制限された場合、当月中に通信速度を戻すことはできますか?

はい、1GB480円(税抜)で通信量を追加購入いただくことで、通信速度を元に戻すことが可能です。音声プラン、データプランタイプ1の場合、追加購入に上限はございませんが、データプランタイプ2の追加購入の場合は上限があり、月間6回までとなります。
追加チャージはイオンモバイルご契約者さま専用マイページで行えます。

(引用:イオンモバイル公式サイト 2020/07/08現在

質問4 通信量が契約容量の上限を超えた場合は利用できなくなりますか?

使用されたデータ通信量がご契約容量の上限を超えた場合でも、利用できます。
その際の通信速度は最大200kbpsとなりますので、あらかじめご了承ください。
また、高速データ通信容量の追加を行うと、ご購入容量分の高速データ通信を利用できます。
高速データ通信容量の追加方法についてはこちら

(引用:イオンモバイル公式サイト 2020/07/08現在

まとめ

イオンモバイルは実際に計測してみると、考えていたよりもずっとスピードが出ていました

今回計測したのはタイプ2(docomo回線)です。同じイオンモバイルでもタイプ1(docomo回線)では、お昼時の速度低下は口コミを見ても明らかです。(*参考:格安SIMの通信速度計測)アクセスポイントも違いますし、スピードを見る限りでは、同じdocomoのMVNOでも、ユーザーから見れば別物と捉えられます。

イオンモバイルは、IIJにサービス提供を受けています。お昼12時半の速度を計測すると、イオンモバイル・タイプ2(docomo回線)で10Mbpsの速度が出ている同時間帯で、IIJmio(docomo回線)では1Mbpsを下回っていました。

一気に使用者が増加するお昼時の速度低下は、MVNOの共通する泣き所です。12時半を超えると徐々に速度は改善していって、午後1時を過ぎる頃から元の速度に戻っていきます。

電話番号が必要の無い方で、速度を求めるならタイプ2をオススメします。タイプ1(通話機能付き)も、お昼時の一時間帯を除けば充分快適です。

イオンモバイル公式サイトはこちら

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