「イオンモバイルを解約しようか迷っている」「イオンモバイルからMNP転出したい」
実店舗も多くて料金プランも充実している格安SIMのイオンモバイルですが、様々な理由から解約を考えている人もいるでしょう。通信キャリアを乗り換えるときに「高額な違約金を請求されないか心配」と不安を感じている人もいるもの。
私も初めて格安SIMを乗り換えた時は、うまく乗り換えれるか不安でした。しかしイオンモバイルをはじめ、格安SIMの乗り換えは非常に簡単です。
本記事では、イオンモバイルの解約・MNP転出方法について詳しくご紹介します。イオンモバイルからの解約・乗り換えを考えている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
イオンモバイルを解約?それとも乗り換え?
イオンモバイルとの契約を終了する方法は、2つあります。
1つはMNP転出を利用する方法。MNP転出とは、現在利用している電話番号を新しいキャリアでも引き続き利用できる乗り換え方法です。
電話番号を継続して利用できるので、各種サービスに登録した電話番号を再登録しなくても良いというメリットもある反面、MNP転出手数料が発生するというデメリットもあります。
もう1つは「解約」と呼ばれる方法です。解約とは、イオンモバイルとの契約を終了することを指します。
MNP転出手数料が発生しない反面、現在利用している電話番号の利用もそのまま終了してしまうというデメリットもあります。
どちらを利用するかは人それぞれですが、一般的にはMNP転出を選ぶ人が多いように思われます。
イオンモバイルの解約方法
下記では、イオンモバイルを解約する方法についてご紹介します。
イオンモバイルを解約するには、「お客さまセンターへ電話する」もしくは「直営店へ出向く」必要があります。Webからの解約手続きには対応していないので注意しましょう。
方法1:お客さまセンターへ電話する
「イオンモバイルお客さまセンター」へ電話することで、イオンモバイルを解約できます。連絡先は、下記の通りです。
【イオンモバイルお客さまセンター】
- 電話番号:0120-025-260
- 受付時間:10:30~19:30
- 営業日:年中無休
気を付けるべきポイントですが、毎月最終日は解約申し込みを行えません。月末ギリギリの解約申し込みにならないよう注意しましょう。
方法2:イオンモバイル店舗へ行く
イオンモバイルの「即日お渡し店舗」に来店することで、解約手続きを行えます。
即日お渡し店舗はイオンモバイル公式サイトから最寄りのお店を検索可能。ただし店頭での解約申し込みも、毎月最終日は解約申し込みを行えないので注意しましょう。
イオンモバイルからのMNP転出(乗り換え)方法
下記では、イオンモバイルからMNP転出(乗り換え)する方法についてご紹介します。
MNP転出の場合は、Webもしくはお客様センターへ電話することで手続きを行います。MNP転出は、即日お渡し店舗で転出手続きを行えない点に注意しましょう。
①マイページにアクセス
MNP転出を行う場合は、イオンモバイルのマイページにログインする必要があります。
マイページにログインして、MNP転出手続きを行いましょう。MNP転出を申し込むと、4~5日でMNP予約番号が発行されます。
発行されたMNP予約番号はイオンモバイルのマイページから確認可能です。
②お客さまセンターへ電話する
MNP転出する場合も、お客さまセンターに電話することで手続きを行えます。
【イオンモバイルお客さまセンター】
- 電話番号:0120-025-260
- 受付時間:10:30~19:30
- 営業日:年中無休
こちらもMNP転出の申し込みから4~5日程度で、MNP予約番号がマイページに届きます。
MNP転出の際の注意点
イオンモバイルからMNP転出する場合、転出費用が発生します。
転出費用はイオンモバイル契約時期や契約期間によって変わります。詳しくは下記をご参照ください。
【2018年7月以降に契約した場合】
- 契約日より90日以内に転出する場合:15,000円(税抜)
- 契約日より91日以降に転出する場合:3,000円(税抜)
【2018年6月30日以前に契約した場合】
- 契約日より90日以内に転出する場合:8,000円(税抜)
- 契約日より91日以降に転出する場合:3,000円(税抜)
イオンモバイルを解約もしくはMNP転出する際の違約金は?
「イオンモバイルから乗り換えたいけど、違約金が発生しないか心配」と悩んでいる人もいるでしょう。2年縛りといった言葉があるように、携帯電話の通信契約では、契約更新月以外で解約すると高額な違約金が請求される、というイメージがあります。
しかし最近では、携帯電話の違約金や契約期間の縛りはかなり緩くなっています。イオンモバイルも例に漏れず、違約金や契約期間の縛りはかなり緩いです。
ただし短期間でMNP転出の利用する場合のみ、高額の違約金を請求されます。3ヶ月以内のイオンモバイルからのMNP転出はおすすめしません。
①解約の場合、手数料は発生しない
MNP転出を利用せずにイオンモバイルを解約する場合、違約金や手数料などは発生しません。
特にペナルティーなどもないので、イオンモバイルとの契約が不要になったタイミングで、自由に解約できます。
※ただし月途中の解約でも、1か月分の利用料金が請求されます。日割り計算はされません。
②MNP転出の場合は手数料が発生する
一方でイオンモバイルからMNP転出を行う場合、MNP転出手数料を請求されます。
請求されるMNP転出手数料は契約期間によって異なります。ポイントをまとめると、契約から3ヶ月以内にイオンモバイルからMNP転出すると、高額の解約手数料を請求されます。
【2018年7月以降に契約した場合】
- 契約日より90日以内に転出する場合:15,000円(税抜)
- 契約日より91日以降に転出する場合:3,000円(税抜)
【2018年6月30日以前に契約した場合】
- 契約日より90日以内に転出する場合:8,000円(税抜)
- 契約日より91日以降に転出する場合:3,000円(税抜)
イオンモバイル解約・MNP時の注意点・ポイント
下記では、イオンモバイルからMNP転出や解約するときの注意点などについてご紹介します。
①解約時には必要書類を用意しよう
イオンモバイルとの解約を決めた場合、必要書類をあらかじめ準備して店舗またはお客様センターへ電話すると、スムーズに解約できます。
解約に必要な書類は、下記の通りです。
【電話で解約する場合】
- 本人確認情報(名前・生年月日・住所・連絡先電話番号もしくは契約電話番号)
- 解約対象のICCID(識別番号)
【店舗で解約する場合】
- 本人確認情報(名前・生年月日・住所・連絡先電話番号もしくは契約電話番号)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 解約対象のICCID(識別番号)
ICCIDは、イオンモバイルお申し込み完了通知書またはマイページから確認できます。詳しい情報はこちらのページをご確認ください。
②3か月以内のMNP転出は避けよう
イオンモバイルでは、契約から90日以内に解約すると税別15,000円の解約違約金を請求されます。(2018年6月30日以前に契約した人は税別8,000円)
「想像していたようなサービスを受けられなかった」「もっと他にお得な格安SIMが見つかった」という場合でも、3ヶ月以内でのMNP転出はおすすめできません。
契約から91日が経過してからMNP転出を行うようにしましょう。
③イオンモバイルを解約する必要があるのか検討しよう
「イオンモバイルを解約するべきか悩んでいる」という人は、本当にイオンモバイルを解約またはMNP転出する必要があるのか、今一度考えてみてはいかがでしょうか。
通信キャリアの乗り換えは以前よりも比較的簡単にできるようになりましたが、乗り換え手続きなどの手間やコストは発生します。わざわざイオンモバイルから乗り換える必要があるのか、今一度考えてみましょう。
イオンモバイルは幅広い通信容量プランがあるので、家族間での利用も便利です。イオンモバイルを利用するメリットについて、この機会に再確認してみませんか。
【まとめ】イオンモバイルを解約 or MNPする時は条件や違約金は要チェック!解約やMNP自体は簡単です
通信キャリアの変更は以前と比べてかなり簡単になり、自分に合った通信キャリアに乗り換えやすくなりました。
イオンモバイルの解約やMNP転出は、お客様サポートへ電話するだけで簡単に手続きを行えます。解約違約金は契約期間の縛りも以前よりかなり緩やかになり、低コストで乗り換えることも可能です。
イオンモバイルは通信料金も安くて大容量プランにも対応しており、家族間での利用もしやすい格安SIMですが、他社の格安SIMもサービス内容が充実しています。「イオンモバイルよりも、他社格安SIMのほうがお得に利用できそう」と考えて、イオンモバイルの解約・MNP転出を検討するのもありでしょう。
解約やMNP転出は自分のタイミングでできます。その前に、もう一度プランの見直しをしてみるのもいいと思います。